お店や施設、売り場に「楽しさ」をもたらしてくれる、店舗ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けという販促ツール。

このブログは、お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付け、POP(ポップ広告)の「お役立ち情報や豆知識」を紹介しています。

ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入するための基本的な考え方やコツ、アイテム紹介はもちろん、展開の方法や、販促や集客企画の手法、ビジネス・商売に関する「気づき」、思いつきのアイデア、仕事に対する「ヒント」まで、店舗装飾、飾り付けの仕事を通して、思ったこと、感じたことを個人的な見解で発信しています。

今回は、お店が『楽しく』なれば、お客様も『楽しく』なるということについて。

商品のスペックや価格だけを載せた、押し売りの広告物をつくって消費者に訴求する前に、販促物に「お店を楽しくする」という要素を入れる必要があると思うんです。

店舗装飾や飾り付けを、お店や施設に「楽しさ」をもたらす販促ツールとして見直してみませんか、という話しです。

 

お店が『楽しく』なれば、お客様も『楽しく』なる。店舗装飾のススメ。

楽しくないお店には、人は寄り付きません。

少なくとも、ボクはそう。

自分が「楽しくない」お店には、行かない。

 

せっかく、モノを購入しに行ったり、サービスを受けたり、食事に行ったりするんです。

お金を支払ってまでして、「わざわざ」行くんです。

 

どんなに良い商品を置いているところでも、

どんなに美味しい生パスタが食べられるレストランでも、

どんなにおしゃれな美容師がいる美容室でも、

どんなに好きなワインが置いてあるワインバーでも、

 

その場所が、自分にとって「楽しくない」場所だったら、お金を払ってまで行く意味はなくなりますし、行く気にもならない。

別の適当なお店を探して、適当にその穴を埋めます。

他にも同じようなお店はたくさんあるし、今の世の中、ネットで自宅に居ながらモノも買える。

 

「楽しい」場所だったら、お金を払ってでも行きたい、ということは、ごくごく当然な行動なんです。

 

summer24

 

「人は楽しい場所に集まる」

それは、

「楽しいお店に、人が集まる」

ということでもあります。

 

消費者からすると、お店や施設、売り場は「商品やサービス」を購入する場所ですけど、同時に『「楽しい時間」を過ごす場所』でもあるわけです。

消費者は、商品やサービスの購入よりも、「楽しい時間」を過ごすことの方が大切なのではないか、と思うくらい。

(もちろん、日用品など提供する商品やサービスによって異なることもありますけど)

 

少し言い換えると、

『お店が「楽しい場所」であれば、お客様は「楽しい時間」を過ごせる』

ってこと。

 

お店や施設を運営していて「お客様の来店を増やしたい」「売上げを上げたい」と考えるならば、まずは「お店を楽しくする」ことを、販促の要素に入れる必要があると思うのです。

 

 

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店舗装飾、ディスプレイ物や、飾り物で「お店を楽しくして、お客様を喜ばす」

「お客様を楽しませる」「喜ばす」ということだけで考えると、販売促進の景品企画や値引きサービスなどは、どのお店でも行われています。

もちろん、それで喜ばれるお客様はいらっしゃるでしょう。

しかし、それはあくまで一過性のものだったり、特別な期間だけで、「常に」行われているものではありません。

しかも、お店側は、通常価格を「値引き」して商品を提供するわけですから、「楽しく」はならない。

お店自体が「楽しく」ならないと、お客様にも「楽しい時間」を過ごしてもらえないのです。

 

そこで、商品やサービス自体の価値を伝えることはもちろん、それ以外のことでお客様を「喜ばせる」方法があります。

それは、良く使われる言葉ですけど、「おもてなし」する、ということだと思います。

 

ボクは、ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを、店舗や施設における「おもてなし」のひとつのツールだと考えています。

 

本来、お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付けは、販売促進のツールなんですけど、速効性がある「売り売り」「買って買って」のツールではありません。

どちらかと言えば、遅効性の地味~なツールです……が、

 

店舗装飾、ディスプレイ物や、飾り物は、お店に「楽しさ」をもたらしてくれます。

 

ディスプレイ物や店舗装飾物を設置する前と、設置後の店内は、全く異なった「空間」「雰囲気」が出来上がり、お店の「世界観」が演出でき、お客様を「楽しませる」ことができます。

まさに「おもてなし」の空間。

 

高いお金を掛けて、速効性のある販売促進企画をやって、商品やサービスを必死でアピールして、1個でも多く販売して、「掛った販促経費以上の売上げを上げたい」、と考えているお店と、

遅効性で地味だけど、ディスプレイや店舗装飾、飾り付けをして、「明るく」「いきいき」だったり、「誠実」だったり、「落ち着き」だったり、「ナチュラルテイスト」だったり、お店それぞれの『雰囲気』や『個性』、『世界観』を表現したお店と比較すると、

 

どちらが「楽しい」ですか?

 

店舗装飾や飾り物がたくさんあるお店って「楽しい」ですよね。

また、そんなお店の店主やスタッフも個性的で「イキイキ」しています。

もちろん、趣味趣向、好き嫌いはあるかと思いますが、嫌いだったら来店しなきゃいいんです(笑)

「好きな人」だけ、「楽しい」って思ってくれる人だけ、来店してくれたらいい。

まずは、お店側が「楽しく」なること、それが重要だと思うのです。

 

だって、「楽しいお店に、人が集まる」のは、ごくごく当然のことですから。

 

 

ご興味が湧かれましたら、是非お試しください。

 

 

 

※積極的に「あなたのお店の提案を情報発信」して《消費者ニーズを喚起する》【詳しく説明】

「消費者ニーズ」を提案して喚起する、ディスプレイ・店舗装飾、飾り付け

 

 

※「自分のお店や施設、会社の「世界観」とは?」【詳しく説明】

 お店や施設の「個性」を「独自の世界観」で演出するということ

 

 

※良いお店ほど、ディスプレイ・店舗装飾や飾りに積極的【詳しく説明】

「ディスプレイ・店舗装飾」を採用している施設や店舗は、お客様のことを真剣に考えている。

 

 

 

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野村 健(Takeshi Nomura)

有限会社次元クリエイト 代表: お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、季節の飾り付け、POP(ポップ広告)制作を中心に、《集客》のための販売促進ツールのデザイン企画・制作、装飾品・インテリア・販促品の販売を行っています。 目指すことは、単なる「飾り」や「デザイン」ではなく、《共感性+意外性=面白い!》をテーマに、購買時点で消費者に「伝わる」《情報発信ツール》として、実店舗のディスプレイ・店舗装飾・季節装飾等の販促物制作を提供したい、と考えています。〜加盟団体:福岡県中小企業家同友会会員