【6月】梅雨シーズンのお店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付けヒント・コツ

初夏・梅雨シーズンについて

「6月」で連想するのが「梅雨(つゆ)」。

6月から7月の中旬にかけて日本列島に長雨の季節がやってきます。

この初夏の長雨を「梅雨(ツユ)」と呼び、「梅雨」という言葉は「バイウ」で、中国から伝わってきた言葉です。

日本では江戸時代から「梅雨(つゆ)」と呼んでいたそうです。

ちょうど、梅雨の時期が始まることを「梅雨入り」や「入梅(にゅうばい)」といい、社会通念上・気象学上は「春の終わり」であるとともに「夏の始まり(初夏)」とされています。

 

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※「初夏・盛夏」のディスプレイ・装飾について【詳しく解説】

「夏」の店舗や施設のディスプレイ・装飾ヒント・コツ

  

梅雨時期は、曇りがちで薄暗くジトジトした雨の日が続いて、気分も沈みがちになってしまいます。

百貨店やショッピングモールでは、そんな暗くなりがちの「梅雨」の季節、鬱陶しい季節だからこそ、明るい気分で過ごせるような「レイングッズ」や「ファッション」、「レインブーツ」など、提案型のディスプレイ・店舗装飾をして販売に繋げるところも多くなりましたね。

 

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お客様に「“梅雨”をもっと楽しんでほしい!」と願うお店のスタッフ様へ。

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梅雨の季節は、曇りがちで薄暗くジトジト雨の日が続いて、気分も沈みがちになってしまいます。

そんな暗くなりがちの「梅雨」の季節、鬱陶しい季節だからこそ、

「梅雨を楽しむ」レイングッズコーナーや売り場を、

梅雨の装飾品・ディスプレイ用品で「楽しく」演出して、お客様の注目を惹きましょう!

あじさいレイン・プリーツハンガーは、高い位置に飾る装飾物だから「視認性」もバツグン!

取り付けも簡単でコストパフォーマンスが高い、人気の装飾品です。

梅雨の装飾品/あじさい(紫陽花)カラフルレイニー・プリーツハンガー

 

梅雨シーズンの特徴(意識調査)

調査会社の消費者アンケートによると、梅雨のシーズンが嫌いという人は、83.6%にのぼります。

蒸し暑さを数量的に表した指数を『不快指数』と呼びますが、この時期の湿度の高さは相当の不快感を与えますね。

梅雨の時期にもっとも気にかかることとして、33.8%の方が「湿度が高く不快に感じること」と答えています。

続いて「洗濯物が渇きにくくなること」(15.4%)

「アクティブに外出しにくくなる」(9.3%)

「雨具を持ち歩かなければならない」(9.1%)

「結露やカビなど家のメンテナンスが大変なこと」(7.2%)

他には、「食中毒等、お弁当や食事に関する衛生面のケア」(4.7%)、「疲れやダルさがでること」(3.3%)、「メイクやヘアスタイルが崩れやすいこと」(3.3%)、「冷えや古傷の痛みなど、健康面の不具合が発生すること」(1.7%)、「寝苦しい夜が続き、寝不足になること」(1.1%)……..

「梅雨(つゆ)」シーズンは、面倒だったり、思ったことができなくなって、多くの人々から疎まれているのが分かります。

 

一方で「梅雨が好き(3.8%)」もしくは「どちらでもない(12.6%)と答えた人は、合わせて16.4% 。

「梅雨」が好きな理由は「雨の音が心を落ち着かせてくれる」、「雨に濡れる新緑や、紫陽花(あじさい)の花が好き」、「雨上がりの空気が気持ち良い」、 「雨具のおしゃれが楽しめる」といった意見がみられました。

 

また、梅雨の時期の理想的な過ごし方について最も多かったのが、「気候の良い場所へ旅立つ」で21.8%、続いて「(美術館や博物館、屋内アミューズメントパークなど)雨でも影響のないスポットへ出かける」で20.4%でした。

でも、実際の過ごし方は「家でゴロゴロする」が34.7%で最も多く、「ネット」や「読書」など家で過ごす方が多いようです。

(アンケート:株式会社ドゥ・ハウス「梅雨に関するアンケート」より)

 

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梅雨(rainy-season)シーズンのディスプレイ・店舗装飾、飾り付けのポイント・キーワード

梅雨(rainy-season)で連想するもの(モチーフのヒント)

ジトジト、じめじめ、長雨が続き鬱陶しい梅雨の季節ですけど、よーく観察すると意外にキレイな花や楽しめることがあったりします。

「雨の日」を楽しく過ごすためのイメージづくりがポイントですね。

鬱陶しいことは除外して、雨の日でも「楽しいこと」を連想してみましょう!

○傘(かさ)

○レインブーツ(長靴)・レインシューズ

○レインコート・レインポンチョ

○紫陽花

○花菖蒲

○百合

○桔梗

○皐月

○てるてる坊主

○かたつむり

○カエル

○雨のしずく

 

「お気に入りのレイングッズで、憂鬱(ゆううつ)になりがちな雨の日を乗り切ろう!」

「「雨」が待ち遠しくなるレイングッズをご紹介!」

「雨を楽しく〜レイングッズ!」

「Enjoy Rainyday」

「あなたの雨の日スタイルを見つけてみて!」

「雨の日を待ち望むくらい気分を盛り上げるには、お気に入りのレインアイテムが一番!」

 

梅雨シーズンの商品は、カラーもパターンもポップでカラフル。

憂鬱な雨の日を、色とりどりの楽しいイメージで、気分を盛り上げてくれるモノが多いですね。

キーワードや広告のコピーも、梅雨の暗いイメージを吹き飛ばすような、明るくポジティブな言葉が、お客様の心を掴みやすいでしょうね。

 

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6月・梅雨の季節装飾・販促品アイデア集【画像】

 

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梅雨の装飾用品でレイングッズ売り場を「賑やか」に演出!

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6月から7月の中旬にかけて日本列島に長雨の季節がやってきます。

梅雨と言えば、長雨。雨と言えば「傘」ですね。

毎年、日本国内で販売される「傘」の数、どのくらいだと思います?

答えは、約1億2千万本!日本国民1人に1本の計算です。

その内の90%がコンビニなどで販売されている、ビニール傘。

最近の傾向として「紫外線対策」のための日傘が、売り上げを大きく伸ばしているそうです。

レイングッズ販売のPOP・サインとして役立ちます。カラフルなカラーだから、

梅雨の季節でも店内や売り場が明るくなりますね。

梅雨の装飾品/あじさい(紫陽花)レイニーフラッグ

 

 

梅雨(rainy-season)シーズンの色(カラー)構成・配色のヒント

「梅雨」の基本となる色(シーズンカラー)

人々の「梅雨」で連想するカラーは、どんより曇った空や、ジトジトじめじめした雨模様など、暗めのイメージを連想してしまいます。

だからといって、ディスプレイ・装飾や販促物にグレイッシュ系やダルトーンの渋みのある色や、ダークトーン、デュークトーンなどの暗く重たい色ばかり使うと、気分がもっと重くなります。

一般的な「梅雨」の時期に連想するカラー

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梅雨の鬱陶しい時期だからこそ、

「明るく、華やか」

な、色構成が求められます。

「梅雨」の季節の基本カラーを固めて、そのカラーの彩度や明度、色調(トーン)を工夫して表現することが大切です。

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例えば、梅雨の時期の代表的な花である「紫陽花(あじさい)」のカラーを上手く配色するとイメージがまとまります。

パープル系で「紫陽花」を、ライトブルー系で「雨」や「雨のしづく」を表現する、といった具合です。

 

「雨」や「雨のしずく」は、同じブルー系でも彩度を上げたり、明度を高くしてグレイッシュトーンなど、色調を調整するとポップな表現ができます。

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ただし、レイングッズは、傘やレインブーツなど色とりどりのカラフルな商品が多く、商品自体の個性がハッキリしている場合があります。

陳列する商品のカラーによっては、ディスプレイ・装飾、飾り付けで使用するアイテムのカラーを、少し抑えめにしたり、色数をまとめるなど配慮が必要になります。

 

また、「初夏」のテーマでディスプレイ・店舗装飾、飾り付けの展開している場合、梅雨のシーズンは「初夏」の装飾展開と被ります。

施設や店舗によっては「初夏」を展開しつつコーナーイベントとして「レイングッズ」コーナーを部分的に展開するところもありますが、レイングッズコーナーの部分的展開の際は、「初夏」のディスプレイ・装飾のカラー構成に配慮して「レイングッズコーナー」のテーマカラーを決めると、連動性ができ施設全体のディスプレイ・店舗装飾がまとまります。

 

《雨の日のライフスタイル》をお客様に提案しよう!

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「鬱陶しい」と思われがちな「雨」もデザインやアイデア次第で

《楽しいモチーフ》に変化して、梅雨の季節を効果的演出することができます。

水滴ドット・プリーツハンガーやガーランドを使って

《雨の日のライフスタイル》をお客様に提案しましょう!

詳しくはこちら → 梅雨(レイニーシーズン)の季節装飾品

 

 

以上のキーワードや配色イメージを参考にして、「梅雨」シーズン、「レイングッズ」のギフトイベントの、売り場づくり、お店や施設のディスプレイ・店舗装飾、飾り付け、各種プロモーション・販促物制作などにお役立てください。

 

ご興味が湧かれましたら、是非お試しください。

 

 

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6月・梅雨の季節装飾・販促品アイデア集【画像】

 

 

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※「初夏・盛夏」のディスプレイ・店舗装飾について【詳しく解説】

「夏」のお店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾ヒント・コツ

 

 

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※「夏」のディスプレイ・店舗装飾モチーフ・アイテムについて【詳しく説明】

夏をイメージするお店や施設のディスプレイ・店舗装飾、飾り付け【モチーフ・アイテム~マリーン】

 

 

※「季節のカラー構成」について【詳しく解説】

ディスプレイ・店舗装飾に役立つシーズン演出するための飾り付けの配色カラーヒント・コツ

 

 

※「ディスプレイ」について【詳しく解説】

店舗を飾り付ける・商品を飾る 〜ディスプレイ(display)とは

 

 

※年間の歳時記カレンダー・スケジュールについて【詳しく解説】

お店や施設のディスプレイ・店舗装飾、飾り付けヒント・コツ【年間カレンダー】

 

 

 

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野村 健(Takeshi Nomura)

有限会社次元クリエイト 代表: お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、季節の飾り付け、POP(ポップ広告)制作を中心に、《集客》のための販売促進ツールのデザイン企画・制作、装飾品・インテリア・販促品の販売を行っています。 目指すことは、単なる「飾り」や「デザイン」ではなく、《共感性+意外性=面白い!》をテーマに、購買時点で消費者に「伝わる」《情報発信ツール》として、実店舗のディスプレイ・店舗装飾・季節装飾等の販促物制作を提供したい、と考えています。〜加盟団体:福岡県中小企業家同友会会員