お正月飾り・迎春のお店や施設、売場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付けコツ・ヒント【お役立ち情報】

正月飾り、ディスプレイ・店舗装飾の意味

『師走』とはよく言ったもので、12月に入ると、なんだかキモチも慌ただしくなりますね。

クリスマスイベントもあり、ボーナスシーズンでもあり、忘年会や、年末にやっておきたい大掃除やらなんやらで、普段の月とは大違いです。

クリスマスが終わると、クリスマスディスプレイ・装飾は撤去します。

そして、いよいよ新しい年を迎える正月飾りディスプレイ・店舗装飾の準備にとりかかります。

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「来年、良い年になりますように…」

「来年、良い年になりますように…」

「来年こそは、良い年になりますように…」

 

『来年』に懸ける想いは、皆さんそれぞれあると思います。

 

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古来より「正月」はとても重要な儀式でした。

本来、正月は1月31日までのことをいいます。「松の内」と混同しがちです。

「松の内」とは門松を飾る期間のことで(※門松は「松飾り」とも言います)、地方によって異なるのですが、元は1月1日から7日まで、または15日までを「松の内」としています。

 

「門松(松飾り)」は、一対になった竹や松の正月飾りで、年神さまを家に迎え入れる依り代(よりしろ)(※神霊がよりつく対象物)という意味合いがあります。

「松」は、神が宿る樹木として、また古来から中国で「生命力」「不老長寿」「繁栄」の象徴とされた経緯から、「松」をおめでたい樹として正月の門松に飾る習慣ができたと言われています。

 

先人たちも、現代のわたしたち同様『来年』に懸ける想い、『新しい年』に対する様々な想いがあり、そんな「想い」を正月の『門松(松飾り)』に託していたのです。

 

※お正月飾り・店舗装飾・ディスプレイの装飾品について【詳しく紹介】

お正月飾り・迎春の集客に役立つ装飾、ディスプレイのコツ・ヒント

 

 

※「正月飾り」店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けのクリエイティブアイデア集

正月飾り・正月装飾の店舗装飾、飾り付けヒント・アイデア集【画像】

 

 

正月飾りはいつから?〜お正月飾りを飾り始める時期

お正月飾りの装飾は、地域により異なる場合がありますが、松の内に入る12月13日以降から12月30日までに飾るのが一般的。

12月31日にお正月飾りを飾ることは、『一夜飾り』、『一日飾り』といわれ、神を疎かにしているとして、避けなければいけません。

 

クリスマスイベントが定着した現代、お正月飾りはクリスマス装飾を撤去する12月26日以降から30日までの間ということになりますね。

ただし、

お正月飾りを12月29日に飾るのは『29=二重苦』、9の末日でもあることから『苦待つ』…『苦松』ということで縁起が悪く、飾れません。(参照:wikipediaウィキペディアより)

ということは、26日、27日、28日、30日の4日間しかない、ということです。

 

 

日本古来からある「正月飾り」アイテム

門松(松飾り)

 

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お正月・注連飾り(しめ飾り)・注連縄(しめなわ)

神聖な場所として、境界を表すための飾り。

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お正月の玉飾り

「おめでたい」品々で飾りつけした、しめ縄飾り。

玉は「お金」に見立て、しめ縄飾りを丸く加工しています。

 

お正月飾り・餅花(餅玉/繭玉/舞玉/柳玉)飾り

山桑・エノキ・ヤナギなどの枝に、小さく切った餅やだんごを刺して飾ったもので、一年の五穀豊穣を祈願する飾り。

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ディスプレイ・店舗装飾で、「舞玉しだれ」としてよく使用されます。

 

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お正月・輪じめ(輪飾り)

しめ縄や玉飾りを簡素化した物で、「家内安全」や、日頃の「感謝」気持ちを込めて、キッチンやトイレ、お風呂場などを飾ります。

 

お正月・鏡餅

鏡餅は、各ご家庭でも飾りますね。

餅を神仏に供える正月飾りで、穀物神である年神様へのお供え物。

丸く平らな「鏡」の形に似ていることから「鏡餅」といわれます。

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破魔弓・破魔矢

お正月に、お寺や神社で授与される弓と矢をセットにした縁起物。

羽子板と同様、新生児の初正月を祝って、

親戚や知人から破魔弓・破魔矢を贈る習慣があります。

 

お店を運営している方々にとって、『縁起物』や『祈願』などは大切な習慣です。

お店の「想い」や「願い」を、一年の初めに「お正月飾り・ディスプレイ・店舗装飾」でお客様にお伝えすることも大切な習慣にしても良いと思います。

 

ご興味が湧かれましたら、是非お試しください。

 

 

※お正月飾り・店舗装飾・ディスプレイの装飾品について【詳しく紹介】

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野村 健(Takeshi Nomura)

有限会社次元クリエイト 代表: お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、季節の飾り付け、POP(ポップ広告)制作を中心に、《集客》のための販売促進ツールのデザイン企画・制作、装飾品・インテリア・販促品の販売を行っています。 目指すことは、単なる「飾り」や「デザイン」ではなく、《共感性+意外性=面白い!》をテーマに、購買時点で消費者に「伝わる」《情報発信ツール》として、実店舗のディスプレイ・店舗装飾・季節装飾等の販促物制作を提供したい、と考えています。〜加盟団体:福岡県中小企業家同友会会員