お店や施設、売り場の「バレンタインデー」飾り付け、ディスプレイ・店舗装飾のコツ・ヒント
ヒント①バレンタインのディスプレイ・店舗装飾、飾り付けは「いつ頃から?」
今回はバレンタインデー商戦を勝ち抜くために役立つお店や施設、売り場、ギフトコーナーの店舗装飾・商品ディスプレイのヒント・コツをご紹介します。
バレンタインデー商戦はだいたい1月中旬くらいから始まります。
バレンタインデーの装飾は、ショッピングモールなどの「集合VPスペース」などの比較的装飾の切替えが早い場所では、お正月が明けてすぐ1月10日前後から飾り付けするところもあります。
福袋のセールが終わって、次回の年中行事セールは「バレンタイン」というスケジュールです。
ショッピングモール以外の販売店でも、特に「バレンタイン」が書き入れ時のチョコレートショップ、お菓子・スウィーツ・デザートを販売するお店や、バレンタインギフトの売上げを狙う雑貨ショップやファッション関連等の小売範囲店は、商品の仕入れ計画、販売計画などの数字を睨みつつ、今年のトレンドや競合店の情報などで、年が明ける前から準備されていますね。
業種業態・サービス内容にもよりますが、バレンタイン装飾・飾り付けは、1月中旬から1月末にかけて設置するところが、最も多いようです。
2月に入ると、街がバレンタイン商戦で賑わい、マスメディアやインターネットでも話題が取り上げられ、バレンタインのタイトルやギフト商品を見かける機会も増え、世間がバレンタインデーの雰囲気につつまれます。
バレンタインデーギフト商戦と直接的な関係が薄い、飲食店やその他サービス業になると、バレンタインデー直前1週間前くらいから、という感じです。
バレンタインの店舗装飾・商品ディスプレイ、飾り付けは、お正月が明けて、まだ正月気分が抜け切れない時期からジワジワと店舗や施設を飾るところが増えだします。
本格的には2月に入ってからでしょうけど、お店にとって「雰囲気づくり」は大事ですよね。
※バレンタインデーイベントを盛り上げる店舗装飾・飾り付けアイテム【詳しく説明】
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ヒント②バレンタインギフト商戦は《短期決戦》。少し早目のバレンタイン雰囲気づくりをおススメします。
バレンタインギフト商戦は《短期決戦》です。
1月の中旬ごろというと、人々は昨年末のクリスマス、お正月という年中行事が続いて、やっと一息つく頃です。
少し「落ち着きたい」と思う人も多いと思います。
正月休暇もそこそこに「さあ、今年もがんばろう…」とエンジンがかかり始めの人も多いと思います。
そうこうしているうちに1月も末になり、2月は、「あっ」という間に訪れます。
そしてすぐに「バレンタインデー」は、やってきます。
2月に入ればあと2週間しかありません。
残すところ2週間が勝負になるんです。
その頃には、ターゲットとなる女性たちは、すでに今年のバレンタインギフトのトレンド情報は把握していて、あとは「購入時期」を待つばかりです。
ネット環境が充実した現代は、インターネットでいくらでも「情報」が入手できるし、スマホという機器を大抵の皆さんお持ちですから、「情報」は早いし広いんです。
女性は、元来「お買いもの」が大好きだから、バレンタインデーの「機会」を利用して、ちゃっかり自分が好きなデザート情報や雑貨情報、飲食店情報を入手して楽しんでいる方が多いですね。
とにかく、今は「情報が早い」。
ですから、バレンタインデー商戦は、マスメディアを使った広告物や印刷媒体を使って販売促進することも大切なんですけど、お店を構えてお客様に来店してもらう「リアル店舗」は、少ーし早目に、バレンタイン用の店舗装飾や商品ディスプレイを設置して、「バレンタインデーの雰囲気」をお店に露出し、お客様に「バレンタイン」を訴求した方がいいと思うんです。
早目にお店をバレンタイン演出することで「情報」を発信し、お客様自身が「自分のニーズに気が付かない」時期に、お客様のニーズ(欲求)を掘り起こすことができる。
それは、そのお客様にとって、今年最初の「バレンタインギフト情報」になりますね。
最初に「気づかされる」情報は、お客様の「記憶」の中にバッチリ残るわけで、今年一番最初の「バレンタインギフトの記憶」ですから、「忘れられない」し、「買ってくれる」確立は高くなります。
これが店舗装飾・商品ディスプレイの効果なんです。
ヒント③洋菓子店やチョコレートショップ、スウィーツ、デザートなどを販売する店舗のバレンタインデー店舗演出
バレンタインデーギフトの主役、チョコレートを販売する、洋菓子店やチョコレートショップ、スウィーツ、デザートなどの店舗では、商品陳列にショーケースやディスプレイ用のテーブルが使用されます。
ショーケースが設置されているお店では、お客様の出入口側のショーケースとバックの商品棚や壁面などを連動させたバレンタインカラーや装飾物で演出して、お客様が一目で「バレンタインギフト」と気づく飾り付けを意識します。
カザリラボ・ストア → バレンタインデースタンド(2)
入口からショーケース(または陳列テーブル)、そして商品棚へと段階を踏んで店舗装飾・商品ディスプレイを展開します。
その時、入口側から店舗の奥側に行くほど、装飾物やディスプレイ用品の位置を高く設置することで、お客様を自然に店内奥側へと誘導することができますし、装飾デザインやカラーも店舗全体に統一され、装飾効果が上がります。
ディスプレイ用のテーブルに商品陳列する場合は、テーブルコーディネイトなどで使われる高さがある装飾品、センターピース(テーブルピース)や、ハートをモチーフにしたバレンタインスタンドを利用して、バレンタインギフトコーナーを目立たせます。
カザリラボ・ストア → バレンタインデー35cmローズハートテーブルピース
カザリラボ・ストア → バレンタインデー飾り65cmベルベットツインハートスタンド
レジカウンター廻りの飾り付けでは、ラッピングの待ち時間の間に、小物の商品をアピールするバレンタインクリップやピック、POP(ポップ広告)で視線に入りやすくすることで、「ついで買い」に繋がります。
カザリラボ・ストア → バレンタイン/ローズハートピック
カザリラボ・ストア → バレンタインデークリップ(1)
ヒント④「賑わい」のあるバレンタインの店舗演出
「賑わい」はバレンタインデーギフト商戦と言わず、どんなギフトイベントでも重要です。
人々は「賑わい」のある場所がとても好きです。
大抵の人は街を歩いていて、人だかりを見つけると、「ん?何かあったかな?」と思いますよね。
そして、気になったら「確認」に行きます。
自分にとって
「いい情報か?」
「お得な情報か?」
「必要な情報か?」
店舗を飾り付けて「賑わい」を出すと、人は上記のような思いで「確認」に来ます。
そして、お店の「商品・サービス」やPOP、商品ディスプレイで、自分のニーズ(差し迫った必要性)を思い出したり、ウォンツ(抑えきれない欲求)を感じます。
店舗装飾や商品ディスプレイで「賑わい」を演出して、店頭でニーズやウォンツを感じていただけたら、「集客」まであと一押しです。
ヒント⑤『アイキャッチ』効果を高める、バレンタインの店舗装飾・ディスプレイ、飾り付け
「賑わい」の演出と同様に、「アイキャッチ効果」はリアル店舗におけるギフトイベントの大切な要素のひとつです。
「賑わい」はお客様自身の「興味」からお店に来てもらう演出ですが、「アイキャッチ」はお客様に視覚的に、瞬時に訴える方法です。
通りを歩いているお客様の「視線をとめる」演出です。
「アイキャッチ効果」は通常、看板サインやポスター、POPなどで演出しますけど、バレンタインギフトイベントの時は、装飾やディスプレイが効果的です。
そして、上記の販促物のデザインやカラーの統一感、販促アイテムの統一感が大切になります。
※バレンタインデー・アイキャッチ効果抜群!「プリーツハンガー」【詳しく説明】
バレンタインデー・簡単取り付け、お手軽装飾用品「プリーツハンガー」
デザインの異なるもの、カラーや質感、素材が異なるモノは、変な意味で目立ってしまいますね。
初めて、そのお店を訪れるお客様にとって「異物」として映り、せっかく商品に「興味」を示してくれたのに余計な「?」を感じさせてしまっては、元も子もありません。
店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けは、なるべく【デザインの統一】、【素材・質感の統一】、【カラーの統一】を心がけ、全体の統一感を演出する必要があります。
また、ディスプレイや装飾の全体の統一感を図ると、「アイキャッチ効果」は抜群に上がります。
「バレンタインデー」のベーシックなイベントカラーは赤とかピンクとかになりますね。
装飾アイテムは「ハート」とか「エンジェル」とか。
割とフツーのアイテムが多いので「デザイン」で他店と差をつけるのは難しい…
そんな時は、クリスマスの装飾アイテムが役立ちます。
カラーのガーランドやボールオーナメントはカラーが豊富でキラキラ演出が可能です。
LEDイルミネーションだって使えますね。(クリスマスディスプレイアイテム→ご参照ください。)
バレンタインギフト商戦は、同業他社も必ずディスプレイや店舗装飾、販促ツールをして独自のアピールをしてきます。
販売計画や販促予算にもよりますし、ディスプレイ、飾り付け・店舗装飾する売り場の規模にもよりますが、時期を「早目に」動いてみたり、「賑わい」と「アイキャッチ」を意識してディスプレイすることが大切です。
まとめ
「バレンタインデー」は、老若男女、仕事場でも家庭でも、世間を賑わす大きなイベントです。
バレンタインギフトやイベントに直接関わりが薄いと思われる業種(居酒屋などの飲食店、美容室、コスメ関係、パチンコ店などのアミューズメント施設、クリーニング店などなど)でも、お客様が来店される「リアル店舗」であれば、世間の「雰囲気」を演出して、人々の「共感」につなげていい思うんですね。
小規模店舗や売り場面積が狭いお店、菓子・スウィーツ・デザートのお店、飲食店、美容室、エステなどの受付窓口とかだったら、そんなに広い場所はとれないから、大掛かりな装飾や飾り付けは出来ないかもしれません。
その時は、通りに面したガラス面、入口、レジカウンター、壁面や柱面の上部、天井などをうまく利用して演出することで、バレンタインの雰囲気を演出し、お客様の「共感」を得ることができます。
ちょっとした場所でも、簡単な装飾(プリーツハンガーやバレンタインリースなど)を使って、POP(ポップ広告)を添えて、一瞬でも「お客様に訴える」ことができれば、「販売」のチャンスは広がります。
ご興味が湧かれましたら、是非一度お試しください。
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