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歯科医院や病院のディスプレイ・店舗装飾など「集客」のための販促ツール制作のヒント
昨晩から、歯が痛い。
右下の奥歯。
3年ほど前、治療したところで、その時も急に疼きだし、翌日我慢できずに自宅近所の歯科医院へ飛び込んだ。
今回も、その時に近いくらいの痛み。
「歯医者に行きたい~」と思って、前回行った歯科医院に電話を掛けると、どうも閉院してしまったようで、新しい歯科医院をネットを使って探すことにしたんです…
できれば自宅の近隣、もしくは通勤時に便利な駅周辺に絞って探したんですが、あるある、めちゃめちゃ多いんです、歯科医院って。
いろんな歯科医院があって、そんな中から技術が高くて、優しくて、丁寧で、時間の融通が効いて、自分に合う歯科医院を見つけなきゃならない!
正直、歯医者さん選びって大変です!
そういえば、最近、街の歯医者さんがDMや折り込みチラシをつくって販促活動しているのをよく見かけます。
つい先日も、スーパーの入口の前でDMを配っていたので受け取ると、2週間後にスーパーの近隣にできる歯科医院のDMでした。
開業のお知らせにとどまらず、内覧会(見学会)や、“ー予防ー当医院の取り組みについて”と題し自由参加セミナーを開催することもされています。
歯医者さんも販促活動する時代なんだなぁ、と改めて思い、
少々歯科医院の現状を調べてみた。
2010年の統計によると、全国の歯科医院は、68,167件で、一方全国のコンビニエンスストアの店舗数は、42,865店。
歯医者さんには定年がなく、歯科医師免許を持つ人数は増える一方で、さらには、出生率の低下による子どもの人口減など、「供給過多の時代」と言われ、歯科医院の経営はとても難しい時代と言われているそうです。
よほどの技術、そして経営手腕がないと「厳しい」というのが現状のようです。
近年では、独立開業したものの、顧客が来ずに廃業に追い込まれる歯科医院も増えています。
実際、医療関係事業の年間倒産件数の約4割が歯科医院だとも言われています。
最近、やたらと目立つのが、口腔歯科、審美歯科、矯正歯科、小児歯科など、専門分野に特化した歯科医院。
DMの歯科医院も、虫歯や歯周病予防など「予防」に特化した歯科であることを強調されていたのも、そんなキビシイ現実があるからなんですねぇ。
↓歯医者さんのサイン。レストランかカフェと間違えそう。
最近の歯科医院は、ネーミングや病院のロゴマーク、チラシやDMなどの販促ツール、内装や外装にもデザインを採り入れ、オシャレです。
昔は、青地に白抜き文字で「○○歯科」とか「△△歯科医院」とかしかなかった。
子どもの頃の歯科医院のイメージなんか最悪で、あの独特の匂いと甲高い機械音を、「看板」を見るだけで即思い出したりして、診療所の前を通るのもイヤだった思い出があります。
現在は、ネーミングも「●●デンタルクリニック」とか「トータルデンタルケア××」、そしてロゴマークなんかもCIデザインされていてカッコイイ。
カラーもオレンジやグリーンなど明るく爽やか。
サインや待合室の装飾なんかもカフェやレストランのように凝っていて「親近感」さえ覚えてしまう。
いろんな工夫をされていますね。
やっぱり、コンビニより多い数だけあります。
それだけ競争が激しい。
歯科医院だって患者がいないと経営は成り立たない。
「集客」して「リピーター」を集めないと経営が窮するんです。
販促をするにしても、診療所だから「安心」とか「信頼」なんて言葉がキーワードになるから、「売り売り」の販促なんてできないし、歯科医院も地道に「独自性」を演出するやり方になるんですね。
歯科医院の「独自性」を演出する方法のひとつに施設内外のディスプレイ・店舗装飾、飾り付けがあります。
店舗装飾・飾り付けといっても「派手」に演出するばかりではありません。
診療所であれば、季節の演出や時事の行事に合わせた演出、小児・大人・お年寄りなど見込んでいるターゲット層に合わせた演出ももちろん可能です。
「集客」をお考えの歯科医院の方々へ、待合室で治療を待つ方々の「安心」や「癒し」の空間をつくることで、診療所の「独自性」を演出することを是非おススメします。
先程、自分の都合に合いそうな歯科医院を見つけました。
早速、予約してみます。
ご興味が湧かれましたら是非お試しください。
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