Contents
春・新生活シーズンの商品ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けのヒント
春(spring)・新生活応援のディスプレイ・店舗装飾について
2月4日は「立春」です。(年によっては3日の場合もあるそうですが…)
暦のうえでは「春」です。
お店や施設、売り場の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けや販促物は、だいたい「立春」前後から動き出します。
暦上では、この日が寒さの頂点であり、翌日からの寒さを「残寒」または「余寒」と言うそうです。
とは言っても、まだまだ「寒い」時期です。
3月から4月にかけて「新入学」「新社会人」「転勤」などで人々の移動が盛んになる時期を見込んで、ファッション関連をはじめ、家電関連や家具・インテリア関連などの店舗では、1月終わり頃から、
「春の新生活応援キャンペーン」や「春の新生活フェア」、新社会人・新入生対象の「フレッシャーズ応援セール」
などのタイトルで販促フェアやキャンペーン、イベントがめじろ押しです。
春を思い浮かべたり連想すると、なんとなく心が「わくわく」したり、「うきうき」したりするものです。
一般的に、多くの世間の人々は「寒い」冬から、「温かい」春を待ち侘びています。
2月のまだまだ「寒い」時期から、春のお店や施設、売り場の店舗装飾・ディスプレイで、お店を訪れたお客様に、「春」や、「新生活」、「フレッシュ感」、「わくわく感」、を一足早く五感に感じていただくことで、商品提案やサービス提案することは、お店にとっても有意義なプロモーションに繋がります。
PR(外部リンク)
春(spring)の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けのポイント・キーワード
「春(spring)」で連想するもの
「春(spring)」「スプリング」でイメージするものは、寒い冬との対比からか、やっぱり「植物」など「自然の成長」が一番に思い出されます。
中でも、やっぱり「桜」は日本の春の代名詞であり、春の象徴的な花ですね。
人々が「待ち侘びる」花は他に見あたりません。
「桜」をモチーフに店舗装飾・ディスプレイで演出することで、誰もが「春」をイメージしますし、「春」を期待することでしょう。
卒業式や入学式、入社式などの「新生活」、学校や会社のイベント行事も「春」ならではの事柄です。
○春は、人事異動での転勤や引越し、進学などの「卒業」や「別れ」の季節
○新しい職場や進学、入学、入社など人との「新たな出会い」
○厳しかった季節を乗り越え、春なって「希望」に満ちた人々
○開放感にあふれ、「新生活」で「わくわく」する気分
○桜や梅、菜の花、たんぽぽ、れんげ草、チューリップ、つくしなどの美しい「春の花々」
○「若草」や「若葉」、「新芽」の新鮮な緑・グリーン
○「ふきのとう」や「たけのこ」など春に旬な食材
○寒さが和らぎ、外出したくなる春の気候で「うきうき」した気分
○春の明るい日差しと暖かい陽気の「平穏」「安心感」「寛ぎ」
○温かく、明るい春の日差しの中、花から花へ優雅に舞う蝶々
○春になって活動的になる鳥のさえずり
○「花見」や「新歓」などの春のイベント
などなど、卒業などでの「別れ」や「花粉」などのイメージもありますが、「春(spring)」は、季節感の「暖かな優しさ」「平穏」「寛ぎ」、転勤や新社会人、新入学などの「新生活」も始まる「希望」や、「ワクワク感」、植物の芽吹きなどの「新生」などの言葉(キーワード)で、
安堵感、開放感、ポジティブ(積極的・行動的・活動的)、安心感などの言葉やイメージで溢れます。
「春(spring)」「新生活」を店舗装飾・ディスプレイで演出する色(カラー)構成・配色のヒント
春の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けの基本となる色(シーズンカラー)
『春で連想するもの』でもご紹介した通り、春は自然の草花が色づくシーズンです。
新芽が黄緑色に色づき、桜の花が淡いピンク色に染まります。眩いばかりに菜の花の黄色が輝くのもこの季節です。
お店や施設、売り場で、「春」の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けを展開する際は、「黄緑」や「淡いピンク」、そして「黄」などがこの時期に特に合うカラーですね。
やはり、春は暖かく、新しい生活のスタートや、出会いのシーズンですから、「希望」を感じさせる色彩の配色が合います。
また、暗く曇った冬の空からのイメージの転換期として、爽やかな空をイメージさせる水色も使いたい色です。
春に合う色のトーンはで、印象強いのはパステルカラーです。
明度を高め、淡い色調で配色すると暖色系・寒色系問わず、春らしい柔らかさがあり、やさしいイメージになります。
暗い色調や力強い印象の原色系(ビビッドトーン)は避けたい色です。
特に力強く、活動的なイメージがある原色系は「夏」にとっておきたいトーンですしね。
「春」・「新生活」を店舗装飾・ディスプレイで演出する際にイメージする色(シーズンカラー)の例
※「配色テクニックによる店舗演出」について【詳しく解説】
店舗ディスプレイ・装飾に役立つシーズン演出するための飾り付けの配色カラーヒント・コツ
●なごやかな・落ち着いた・リラックスした店舗装飾イメージの配色例
おだやかで心地いいイメージの組み合わせ。
温かみのある春のやさしさを感じます。
淡いオレンジ、ピンク、イエローはナチュラルな印象を与えます。
●すがすがしい・爽快・さわやかな・開放感のある店舗装飾イメージの配色
春風のような爽快感。
自然の清らかさ、すがすがしい春の日の装飾イメージです。
●かわいい・キュートな・やさしさのある店舗装飾イメージの配色
やわらかく、やさしい、ふっくらとした装飾イメージ配色。
春らしい明るい色の組み合わせで、楽しい印象になります。
少しトーンを上げると新生活のワクワク感や楽しさが一層増しますね。
●若々しく・すがすがしさのある店舗装飾イメージの配色
希望に満ちた若さ、スポーツ系の快活な装飾イメージ。
【新生活フェア】【メンズ系】などフレッシュなイメージを出したいときに活用できます。
イエロー系や赤系を加えると、一層元気で活発な印象になりますね。
●甘く・ファンタジー・女性らしい店舗装飾イメージの配色
寒色系でも淡い色で配色するとふんわりしたやわらかいイメージが表現できます。
清らかで、甘く、女性らしい春の配色です。
植物の芽吹き・新緑・フレッシュ感のある店舗装飾イメージの配色
緑系の配色は自然の植物のイメージから、人々に「安らぎ感」や「リラックス」を与える色です。
暖色系と寒色系の中間に位置していて、黄色系よりはやや暖かみを感じさせます。
ナチュラル感や若々しさ、新生活、成長、健全、健やかさを表現するのに適しています。
淡い色から明度を上げていくグラデーションで表現すると、まとまり感がでます。
トーン(彩度・明度)を揃えて異なる色相の組み合わせ。白を加えることでフレッシュ感が表現できます。
「水」「葉」のトーンを揃え、「土」は明度・彩度・色相に差をつけて際立たしています。
ナチュラルなやさしさ、健やかさ、安心感のある配色。
春の店舗装飾イメージカラーで、本ページも「ぱ~っ」と明るく、希望溢れるページになりますね。
やっぱり、「春」って心が元気になるし、待ち遠しく、とても良い季節です。
皆さんのお店も、春の店舗装飾やディスプレイ、飾り付けで、希望に満ちた「春」を演出して、お客様を明るく気持ちよくおもてなししてはいかがでしょうか。
以上のように店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けを演出・表現する際のキーワードや店舗装飾イメージ配色を参考にして、「春」や「スプリングフェア」、「新生活応援キャンペーン」、「新生活フェア」など様々な「春」の売り場づくり、ギフトコーナー、店舗装飾・ディスプレイ、販促物の制作にお役立てください。
ご興味が湧かれましたら、是非お試しください。
春の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けのアイテムをご紹介しています。↓
「春」をイメージする店舗のディスプレイ・店舗装飾モチーフ・アイテム
※お店や施設、売り場の「春の演出」に役立つ、手軽で簡単な装飾品・ディスプレイ用品【詳しく解説】
春の【簡単・お手軽】装飾品・ディスプレイ用品【プリーツハンガー】
※「春」の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けのクリエイティブ【アイデア画像集】
春の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けのヒント・アイデア・見本集
関連している、その他の情報:
- 春の店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けヒント・アイデア集【画像】
- 春のお店・施設、売り場の店舗装飾・ディスプレイ・飾り付け
- 初夏のディスプレイ・装飾、飾り付けのコツ・ヒント
- ディスプレイ・装飾のカラーコントロール4つのポイント
- お店や売り場で「桜の装飾アイテム」をおススメする理由