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店舗装飾・ディスプレイ、飾り付けでスタッフの「販売意識」を高める!
「店舗装飾」とは、文字通り店舗を飾り付けることです。
装飾のテーマを決めて【目的】を明確にしたら、あとはディスプレイの材料さえ手に入れば、実は自分たちの手で飾り付け(デコレーション)することも可能です。
子供の頃、学校のクラスメートや家庭で兄弟姉妹と、クリスマスやひな祭り、ハロウィンの飾り付けをやった「楽しい経験」がある方も大勢いらっしゃるでしょう。
そう、飾り付け(デコレーション)は楽しいんです。
接客や他業務で忙しいお店のスタッフやパートの方々と、お店が終わって「あーでもない」「こーでもない」と、ガヤガヤワイワイやるのも悪くない。
平面のグラフィックとは違い、立体で表現するのですから、苦労することもたくさんありますが、苦労した分だけ出来上がったときの嬉しさは倍増です。
スタッフ同士のコミュニケーションが図れ、ひとつの「目標」に向かって皆さん集中するので、チームワークが磨かれます。
実際にスタッフが自ら制作した手づくりディスプレイでお惣菜や旬なオススメの果物を販売しているスーパーもあります。
何度かビジネス系のテレビ番組で放映され話題になりました。
そのスーパーはとても繁盛しおり、店舗内の装飾も商品ディスプレイも「手づくり感」が見事にマッチして本当に素晴らしいです。
スタッフの方々は大変なご苦労があるようですが、今時はインターネット通販で比較的簡単にディスプレイの材料を手に入りますし、このお店はいつ来ても「変化」出てるので、お客様はその「変化」が楽しみで買い物に来店しています。
なによりも、スタッフの「意識」が変わります。
店舗装飾、飾り付けは、そのテーマを考えるとき、または実際の作業をする際、常に「お客様目線」や「視点」「動線」などを考え、お客様が「楽しい買い物」ができるよう思いを込めます。
そう考えないと、装飾、飾り付けは完成しません。
それは、お客様への「おもてなし」だからです。
「おもてなし」がお客様に「伝わる」ことで、商品が「売れる」。
店舗装飾や商品ディスプレイ、飾り付けは、スタッフの「おもてなし」の精神を浸透させ、「販売意識」の向上につながるわけです。
POP(ポップ:購買時点広告)も同じことが言えます。
外部の広告会社に依頼して印刷物やパソコンで作った文字より、手書き文字で、そして販売するスタッフの言葉で、必死になって「思いを伝える」POPの方が、お客様の心に素直に伝わります。
その辺りのお話しはコチラより→ 集客に役立つ店頭POP(ポップ広告)・店舗装飾のヒント・コツ
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店舗装飾・商品ディスプレイ、飾り付けの基礎は【プロ集団】がつくり出す
商品陳列棚や陳列テーブルに装飾アイテムやディスプレイ物を置くだけだったり、壁に造花を引っ掛ける程度であればスタッフの手で可能です。
先ほど紹介したスーパーでの手づくりディスプレイは、お惣菜コーナーで、ひとつ或いは1種類の商品をアピールしています。
あくまで、その時の「旬な食材を使った惣菜」「特売品」「売りたい商品」「新発売の商品」など、その日その週、その月で目玉となる商品のコーナー装飾。
その他は、というと、きちんと「お店のテーマ」が設定されていて、それに沿った商品ディスプレイや装飾物で溢れています。
初めて来店したお客様が知らないうちに「ワクワク」して「楽しく」なってしまうほどに、しっかりとした商空間の理論をもった装飾です。
スーパーですから野菜、精肉、鮮魚、などの生鮮食材を中心に、色とりどりの商品が商品棚に陳列されます。
ですから、店舗内はカラーコーディネイトがキチンと考えられていて、お客様の視線、買い物をしやすい導線・環境を作ります。
そこには「手づくり」ではとても真似できない「計画性」や「表現」はもちろん、「MD(商品)との連動性」、トレンドや流行の「テーマ」や「実用性(撤去後の保管など)」、「コスト計算」などが綿密に考えられています。
まさに『プロ』の仕事です。
内装ディスプレイ・店舗装飾会社以下、プロデューサーさん、ディスプレイプランナーさん、グラフィックデザイナーさん、装飾デコレーター・コーディネイターさん達が関わったトータルプロデュースされたディスプレイ装飾がお店のベースとなっています。
そのベース(基礎)があってこそ、先程の手づくり装飾・ディスプレイが生きるのです。
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)とディスプレイ・装飾
それも、お店に店舗装飾・商品ディスプレイの基礎となる商空間の理論というベースがあってこそ。
そして、そのスペシャリスト達はディスプレイを単なる「飾り付け」とは思っていません。「ただキレイにする」だけではなく、ちゃんとあなたのお店に合った導線やゾーニング、商品やサービスに合った販売促進や集客のことを考えています。
お店の装飾を考えるときの一つの方法として、「プロに依頼する」という選択肢もどうぞご検討ください。
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