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《書籍紹介》【四国遍路写真集】「でこぼこてくてくちりんちりん」永峯広基:著
ディスプレイ・装飾とは関連が薄い四国遍路の写真集ですが、ボクの学生時代の先輩が写真集を出版しましたのでご紹介します。
福岡でデザイン会社を経営され、グラフィックデザイナーとして活動している永峯広基氏自ら延べ42日間をかけて歩いた「四国歩き遍路」の軌跡をまとめた渾身の一冊です。
〈著者紹介〉
永峯広基(ながみねひろき)
1967年2月9日福岡生まれ
九州産業大学芸術学部卒
グラフィックデザイナー・写真家
ロングトレイルの延長で、ひょいと始めてしまった「四国歩き遍路」。
88の札所を結ぶ巡礼の道「へんろみち」で出逢った人々に感謝・感動し、時には涙し歩いた、全長1,200km、42日間の美しい日本・懐かしい日本に出逢う、心洗われる物語。
それは、一本の映画の中を歩いたような巡礼でした。
《2015年11月15日西日本新聞朝刊「読書館」本書紹介記事》
テレビ番組で見た遍路道の美しい光景や札所のたたずまいに魅せられ、昨年夏から今年5月まで、計12回、延べ42日間、カメラを下げ四国八十八ヶ所の霊場を巡った。
本書は、その記録ともいうべき写真集。
道中や遍路宿で出会った人々のさまざまな表情や人生、味のある道しるべや遍路マーク、由緒ある札所の山門や本堂、納経所などのたたずまい、そして遍路道から望む四国の山、川、海の美しい風景ーを145枚の写真と文章で紹介している。
四国八十八箇所(しこくはちじゅうはっかしょ)とは。
通称「お遍路さん」と呼ばれ、真言宗の開祖である弘法大師・空海(774~835年)が開いたとされる。
弘法大師(空海)の 足跡をたどり、四国4県88か所の霊場を「自分探し」、「健康祈願」、「自分探し」や「開運・縁結び」などの目的で巡拝すること。
江戸時代に一般化された、と言われています。
全行程は約1400キロで徒歩だと40~60日間かかるといわれており、巡り方は、一番札所から番号順に巡る「順打ち」が一般的な巡礼方法で、八十八番から巡礼することを「逆打ち」といい、すべての霊場を一度にめぐりきることを「通し打ち」。
適当に区間を区切って巡る「区切り打ち」。
一つの県を国として巡る「一国参り」などがあり、自分の体力やペースにあわせ、巡り方を選べます。
著名人では、2004年に年金未納問題で民主党代表を辞任した菅直人元首相、08年に部員への暴力が発覚した智弁和歌山高・高嶋仁野球部監督らが結願成就(完歩)した。
書籍名:でこぼこ てくてく ちりんちりん【四国遍路写真集】
ジャンル:旅行ガイド写真集
著者:永峯広基(ながみねひろき)
発行:2015年10月初版発行
発行所:有限会社サンビーデザイン
〒810-0021 福岡市中央区今泉1-13-18 今泉ビル31号
TEL.092-751-7077
FAX.092-751-7086
E-Mail.bbb@jg7.so-net.ne.jp
定価:2,000円+税
装丁:B5変形判/本分88頁/付録20頁(御朱印・地図・グルメ情報など)
取扱書店:◎金文堂本店(福岡新天町内) ◎ジュンク堂書店福岡店(1F旅行コーナー) ◎ソリッド&リキッド天神店(天神イムズ4F) ◎MARUZEN博多店(8F写真集コーナー)
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