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ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けで「お店に行くだけで価値のある」環境演出をしよう。
このブログは、お店や施設のディスプレイ・店舗装飾の「お役立ち情報や豆知識」を紹介しています。
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入するための基本的な考え方やコツ、アイテム紹介はもちろん、展開の方法や、販促や集客企画の手法、ビジネス・商売に関する「気づき」、思いつきのアイデア、仕事に対する「ヒント」まで、店舗装飾、飾り付けの仕事を通して、思ったこと、感じたことを個人的な見解で発信しています。
今回は、情報通信技術の発達で、年々厳しさが増すばかりのリアル店舗において、店舗装飾やディスプレイ、飾り付けの役割について。
「行くだけで価値のあるお店」になるための施策について考えてみました。
問題は、商品やサービス以外の「付加価値」がお店にあるか、どうか。
モノや情報が溢れている現代。
同じような商品やサービスを取り扱う、お店や企業は山ほどあります。
ましてや、スマホやタブレットなどの普及でインターネットへの接続が発達した現在、どこにいても気軽に「情報」が手に入るし、「買い物」だってカンタンにできる時代です。
飲食店でも、服飾や雑貨などの小売店、美容室、ドラッグストア、クリーニング店などなど、
様々な業種業態のリアル店舗において「商品やサービス」を提供しているお店の店舗環境は、年々厳しさが増すばかりです。
さらに「競合店舗」や「商品・サービス情報」はどんどん増え続け、人々の選択肢が多くなる時代。
そんな時代に、お客様に「来店してもらう」ためには、
訪れる “ だけ ” で、価値のあるお店
でなければならないんだと思います。
商品やサービス以外の「価値」がお店にあるか、どうか。
「お店自体の魅力」があるか、どうか。
ということ。
わざわざ時間と労力を使って「お店を訪れる価値」を、お客様に感じていただくためには、
お店の演出が不可欠なんだと思います。
お客様の「視覚」や「聴覚」に訴える『演出』をすること。
見やすく、分かりやすく、手にとりやすい商品の陳列やレイアウトなども大切ですけど、
それだけでは、「行く“だけ”の価値」につながりません。
「行くだけで楽しい」
「行くだけで幸福な気分になれる」
「行くだけで時間を忘れられる」
などなど、商品やサービス以外の「付加価値」を演出することで、
「心の満足感」をお客様に与えることができます。
お店全体の雰囲気や、居心地の良い空気感など「心の満足感」につながる店舗空間の演出は、
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けによって表現することができます。
お店の魅力をお客様に伝えられ、「心の満足感」を感じていただき、共感してもらい、再び来店してもらうためには、
○お店のコンセプトやテーマをしっかりと定める。
○ディスプレイ・店舗装飾や照明による視覚的な演出をする。
○BGMによる聴覚への演出に気遣う。
ことが大切です。
つまり、人々の五感に響く「居心地の良い」演出を心掛ける、ということ。
「いかに商品を効率よく売るか」と考えるよりも、
「繰り返し、足しげく、お店に通いたくなる」お店の演出をする
ことに尽力した方が、
結果的に効率よくリピーターを獲得できるはずです。
ご興味が湧かれましたら、是非お試しください。
※「ディスプレイ」について【詳しく解説】
お店を飾り付ける・商品を飾る~ディスプレイ(display)とは
※「共感」について【詳しく解説】
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