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「独自の世界観」をお店や施設、売り場に演出し表現するディスプレイ・店舗装飾、飾り付け
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入するための考え方やコツ、装飾品・販促品の紹介はもちろん、ビジネス・商売に関する「ヒント」まで、店舗装飾、飾り付けの仕事を通して、思ったこと、感じたこと、気づいたことを個人的な見解を中心に発信しています。
このサイトは、お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付け、POP(ポップ広告)の「お役立ち情報や豆知識」を紹介しています。
今回は、ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入すると、お店や施設、売り場にもたらされる「6つのこと」のひとつ、「世界観」の演出について。
情緒や雰囲気、空気感など「独自の世界観」が重要視される時代
一昔前に比べて「情緒」「雰囲気」「空気感」など「独自の世界観」が重要視される世の中になってきた。
たまたま友人の車で流れていた「SEKAI-NO-OWARI(セカイノオワリ)」のDVDを観ていて思ったことです。
彼らのライブDVDを観ていて、独特の「世界観」に鳥肌が立つくらい感動してしまった。
メロディや詩の音楽性、ボーカルの声質やスタイル、メンバーのファッション、ステージ上の舞台演出、ライティングなどなど、どれをとっても、独特の「世界観」がきちんと表現されていて、演出もブレていない。
総てが統一されている。
だから、その雰囲気や空気感を通して、音楽以外の部分でも「あ、いいな」とか、「お、カッコイイなぁ」と感じた人はメチャクチャ好きになる、と思った。
何というのか、ボキャブラリーが少ないので言葉として表現できないのが申し訳ないけど、とにかく彼ら独自の世界観を持っていることは確か。
大勢の若い世代の人が、彼らを「好き」になる気持ちが、多少なり分かるような気がする….
最近は、そんな「独自の世界観」をもって、それを表現する若いアーティストがたくさん活躍しています。
昔から「演者」といわれる方々は、歌なら歌で、芸術なら芸術で、お笑いならお笑いで、などなど各々その道の「芸」を極めた者が、他を寄せ付けない、圧倒的な表現をすることで、世間の目に留まり、ヒットしたり、人気者になったりした。
加えて最近は、「独自の世界観」を持った若いアーティスト達の表現する「世界観」に、人々が「共感」し、その世界観を「共有」して、表現者やアーティストと一緒になって盛り上がっている。
だから、ただの流行ではない、ように思うんです。
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大切なことは、商品やサービスの「アピール」ではなく、あなた自身の「ファン」をつくること。
ただの流行は、今も昔も一過性の隆盛に過ぎません。
店舗や施設を運営する上では、「ただの流行」を追いかけるのではなく、関係する人々との長く太い「繋がり」が大事だと思う。
「独自の世界観」をディスプレイ・店舗装飾や飾り付けで演出して表現する、そして、その世界観を「好き」になって貰うこと、「共感」してもらうことが現代の情報過多時代には必要です。
だって、
「商品やサービス」だけだったら、他の店舗や施設、売り場、ネットショップでも売ってますから。
ただ単に商品やサービスの紹介や売込みでは、お客様との「長く太い繋がり」は作れません。
企業やお店の商品・サービスを「伝える」ことは当然のこととして、お店や施設の「独自の世界観」を表現することで、人々から「共感」「好感」を得る。
そして、その想いを「共有」することができれば、お客様との「繋がり」や「関係性」をより強くして《販売》に結びつけることができます。
店舗や施設にとって大切なことは、
「独自の世界観」を演出することで、商品やサービスの「アピール」ではなく、あなた自身やお店自体の「ファン」が作れる。
ということなんです。
「独自の世界観」を創造するヒント・コツ
「独自の世界観」を構築するには、お客様に商品やサービスなどモノの特徴や機能の紹介以外の「伝えたいこと」を様々な視点から考察することです。
POP(ポップ広告)や販促ツールの制作は、情報を受け取るお客様を中心に物事を考えて、「お客様が体験するコト」を表現するべきですが、「独自の世界観」は、発信する側の個性や価値観を中心に思考します。
あなたは、どんなこと好きで、どんなことが嫌いか、また、なぜそう思うか。
あなた自身が大切に感じるもの(こと)は何か、また、なぜそう感じるか。
あなたの人生や、見るものについて、どう思い、どう感じるか。
など、「個性」や「価値観」の整理が必要です。
たとえそれらの答えが人と同じでも、違っていても、「価値観」は誰の心にも存在します。
だから、何かを感じられる。
その「個性」や「価値観」が、強烈に他と異なっていたり、特殊であればあるほど、インパクトが強まり人々の印象に残ります。
企業やお店、施設でも同じことが言えます。
ただし、企業やお店の場合は「世界観」を人々に伝える必要がありますね。
だから、お店や施設、売り場、取り扱う商品やサービスを通して、
どんなお客様に来てもらいたいか。
その人に、どうなってもらいたいか。
その人に、どんな体験をしてほしいのか。
その人に、どんな思い出をつくってほしいのか。
など、お客様に体験してほしいこと、お客様に感じてほしいこと、などの「想い」や「価値観」、つまり、モノ以外でお客様に伝えたい「付加価値」を、
思慮深く、様々な視点をもって物事を見つめることで「独自の世界観」は創り出せます。
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けは、お店や施設、売り場の「世界観」を表現する空間演出・販促ツール
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けは、お店や施設の「世界観」を表現する空間演出・販促ツールです。
「世界観」=「想い」や「価値観」という、目には映らない情緒や空気感などを、いかにして視覚を中心とした五感に訴えるか、ということが重要になります。
肩肘張らず、気軽で、フレンドリーな感覚で、利用してもらいたい。
少し敷居を高めにして、高級志向の方々に、クオリティの高いサービスで、満足いく時間を過ごしてもらいたい。
大人も子供も安心して楽しめる、笑顔の絶えない、和やかな空間を提供したい。
溜まったストレスを癒す、ゆるーく、まったりした雰囲気で、リラックスしてもらいたい。
などなど、
人々に伝えたい企業やお店、施設のモノ以外でお客様に伝えたい「付加価値」を、ディスプレイ・店舗装飾で視覚的に空間演出して「独自の世界観」を表現することで、お客様との太くて強い「繋がり」や「関係性」が構築できます。
ご興味湧かれましたら、是非お試しください。
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