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通りすがりの人々にお店をアピールする幟(のぼり)設置のススメ
あなたのお店を知らない「見込み客」に「何のサービスを扱っているお店か」を知ってもらう販促ツール。
新しくお店を構えたとき、外側へのアピールって必須ですよね。
どんなサービスでも必ず取り付けてるのが、看板・サイン。
どんな業種、業態でも、一般の人々に何らかのサービスを提供するお店だったら、必ず設置します。
あなたのお店を知らない誰かに、自分のお店が「何のサービスを提供するお店か」を知らせる重要なものです。
もし、看板が無かったら…みんな素通りしてしまいます。
あなたのお店が一般の人々を相手にしているサービスだったら、通りすがりの人たちはすべて潜在的な「見込み客」ということです。
「ここに」○○のサービスをやっている店がある、ということを覚えてもらうことが大切です。
飲食店だったら、のれん赤提灯、立派なサインです。
なにも、お金を沢山かけて、電気代かけて、大きな電飾のサインでなくてもいいんです。
自分が「来てもらいたい」「買ってもらいたい」お客様に合わせて、お店のイメージを伝えることこそが重要ですね。
簡単にできる販促ツール。しかも外観の装飾にもなる「幟(のぼり)」
ポピュラーな販売促進ツール「幟(のぼり)」の特長
上記のような外装の看板やサイン、POP加えて、もうひとつ、
通りすがりの人々にアピールする、最もポピュラーな販売促進ツールとして「幟(のぼり)」があります。
お店を構えている方々は皆さん、とっくにご承知ですね。
幟(のぼり)は、
アイキャッチ効果が高く、
風で煽られるので賑わいが出ます。
そしてなにより安価です。
広大な土地で運営しているショッピングモールやパチンコホールなどは別ですが、小さなお店や路面店だったら、2〜3本立てれば十分です。
最近では印刷技術の発達で、オリジナルでデザインや写真画像付きや形状が異なる幟が、一昔前に比べたら低コストで出来るので、競合店や近隣他店との差別化も可能です。
ただ、幟(のぼり)の設置で気をつけたいことがあります。
外装の幟(のぼり)の設置で、やってはいけないこと。
●強風などの影響で傾き放しや、ボロボロになったまま、ホッタラカシの幟(のぼり)
効果どころか逆にイメージ悪くします。
ボロボロの幟(のぼり)を見てイメージ良くなることはありません。
しかも「通行の妨害」になったり、「街の景観」を損ねたり、交通安全の観点からも危険ですので、設置の際は必ず担当者を決めて運営・管理することが望まれます。
●営業時間ではないのに出し放しの幟(のぼり)
店舗入口に「のれん」を使用しているお店は、営業終了と同時にのれんを仕舞います。
それと同じです。
営業が終わってるのに販促ツールを片付けないのは、お客様側から見るとルール違反です。
これもイメージ悪くなります。
それと、外装で使用する幟(のぼり)は、イタミが早いです。
安価とはいえ、せっかくお金出して作ったからには、営業が終わったらきちんと店内に仕舞い込み、大切に使いましょう。
●情報やデザインを入れ過ぎて、意味が分からない幟(のぼり)
先ほども申し上げた通り、
最近ではオリジナルの幟(のぼり)を設置しているお店をよく見かけます。
フルカラーで写真画像も入れられます。
幅45cm〜60cm高さ180cm〜の大きな面にデザインが施されます。
ただ、幟(のぼり)のデザインは制作上、平面で作られます。
グラフィックデザインです。
情報も沢山入れることが出来るし、画像も鮮明だし、「どうせ作るなら…」と欲張ります。
ここでよく間違いが起こるのです。
幟はポン地という生地に印刷して、竿というポールに取り付け設置します。
風に煽られ、ヒラヒラと動きます。
この動きが通りすがりの人や車から目を引き、アイキャッチ効果を生むのですが、
そこに書いてある小さな文字までは、
ほぼ「見えません」。
っていうか、通りすがりの人は、
ほぼ「見てません」。
幟(のぼり)の基本は「シンプル イズ ベスト」
幟(のぼり)のデザインの基本は、「ザ・シンプル」。
「大きな図案」と「(なるべく)大きな文字」それと「シンプルなカラーリング」。
これだけで十分に人々の目を引きます。
たくさん幟(のぼり)をつけなければならない大型のお店は、
同じ高さ、同じ間隔で並べると色の塊となり、
遠目から来る車からでも容易に視認できます(大抵の大型店は大きな道路沿いにありますね)。
小さなお店だったら、最低2本から設置してみましょう。
数が多ければ多いほど
「色の塊」で視認効果が上がります。
(でも、前述の通り歩行、通行の妨げ、近隣への迷惑になることだけは十分注意)
幟(のぼり)の面に、こだわった情報を載せるより、店の前を通る見込み客への「視認性」重視ということです。
「掲載する情報」、つまり「材料」をシンプルにまとめてデザインすることは、制作側のデザイナーにとって結構難しい仕事なんです。
デザイナーさんと細かくお打ち合せして制作することが大切になりますね。
安価で販促効果も期待できる幟(のぼり)。
入ってみたくなるお店の外観の装飾としてお勧めします。
お試しください。
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