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集客に役立つディスプレイ・装飾、店舗の飾り付け、来店促進・入店率アップのヒント・コツ
入口外観の飾りで店舗への導入・入店率を上げることができる。
入店率は、入店客数÷店舗前通行人数で表します。
店舗前通行人数とは、お店の前を通行する人々のことで、「潜在的な見込み客」のことですが、お店の立地やロケーションに左右されることになります。
すでに営業されている店舗では、街全体の動線が変わるまで「店舗前通行量を増やす」ことは不可能に近い事案です。
では、「売り上げ」を上げるためには、
「来店者数を増やす」、
こと、
「入店率を上げる」
ということが、最大の課題になりますよね。
「来店者を増やす」には、できるだけ多くの人々にお店の存在を知ってもらうことが、何より重要ですよね。
できるだけ多くの人々に「認知」してもらうには、テレビや新聞、印刷物配布などマス媒体を使ったプロモーションが常套手段です。
ただし、マス広告は経済的負担が大きい。
プロモーションは費用帯効果と継続性が大切です。
費用対効果や継続性からプロモーションを考えた場合、マス媒体に偏ったプロモーションでは莫大な費用がかかり過ぎます。
効果的に「来店者を増やす」「入店率を上げる」方法としては、
マス媒体を展開する一方で、お客様が実際に足を運ぶ現場、お客様がリアルに買い物やサービスを受ける店舗での、
「店頭プロモーション」
や
「購買時点プロモーション」
の展開を強化することが最優先ではないでしょうか。
店舗で「潜在的な見込み客」に直接呼びかけ、店舗へ誘導する施策が「来店者数を増やす」「入店率を上げる」が重要なポイントになります。
※「POP(ポップ)広告」について【詳しく解説】
「来店者を増やす」「入店率を上げる」ディスプレイ・装飾、店舗の飾り付け
「入店率を上げる」手法のひとつに「店舗ディスプレイ」があります。
先程も申し上げた通り、通りすがりの人たちはすべて潜在的な「見込み客」です。
「ここに○○のサービスをやっている店がある」ということを覚えてもらうことも大切です。
しかし、認知に加えて店舗前を通る人々に〈興味〉をもってもらい、
「なぜ、この店に入るのか?」というお店に入る「動機」を与えてあげる、ことが重要です。
人は「動機」がなければ、行動しません。
飲食店だったら、のれん・赤提灯はサインですが、立派な「広告」です。
サインで店の存在を知ってもらい、
POP広告やメニュー板、のぼり、飾りのタペストリーで、お店の商品や提供するサービス、メニューの内容を告知する際、
「入店していただいたら、こんなお得体験ができますよ!」
という入店の動機をアピールすることが大切です。
また、お店の「個性」を全面に出すことで、近隣他店や競合他店との差別化もできます。
「商品・サービス内容」や「価格」の差別化だけでなく、
自店のイメージ、雰囲気、特長など「個性」を伝えることで、お客様から〈共感〉を得られ「リピート」に繋げられます。
大抵の人々は常にニーズを持って行動しているわけではありません。
その装飾物やサインを見て自分自身で「興味」を感じた瞬間、
「今は必要ないけれど覚えておこう」
と考え「記憶」してもらい、
いつかそれが必要になったときに、また、時間が空いてそれが欲しくなった時に、お客様自身が記憶を思いだし、来店してくれるのです。
販促物やキャンペーンと違い、効果の「即効性」は少ないかもしれませんが、入口周りや外装の飾り、ディスプレイ・装飾はとても重要なツールですね。
※来店促進・集客について【詳しく解説】
※「ディスプレイ」について【詳しく解説】
店舗を飾り付ける・商品を飾る ? ディスプレイ(display)とは
※「ショーイングのテクニック」について【詳しく解説】
※「配色テクニックによる店舗演出」について【詳しく解説】
店舗ディスプレイ・装飾に役立つシーズン演出するための飾り付けの配色カラーヒント・コツ
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