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店舗や施設のディスプレイ・装飾、飾り付けでこれだけはやっちゃダメ!
逆効果になってしまう『「キレイ」に見えない』ディスプレイ・装飾、飾り付け
「集客」のために店舗や施設で、きちんとディスプレイスペースをつくってディスプレイ、飾り付けしているのに、「キレイに見えない」ディスプレイ・装飾、飾り付けをしている店舗や施設を時々見かけます。
ディスプレイや装飾アイテムが、
雑に取り付けられていたり、
雑に置かれていたり、
汚れていたり、
していると、
せっかくお金や時間、スペースをとってディスプレイしているのに「もったいない」状況ですね。
以前から何度も申し上げている通り、店舗や施設のディスプレイ・装飾は、通りを歩く人々(見込み客)にお店や施設の『世界観』や『商品・サービスの特徴』などを「瞬時」に、「一目」で「伝える」販促ツールです。
…ということは、せっかく制作したディスプレイ・装飾アイテムが、雑になっていると、
それを見た人々から
瞬時に、一目で、
敬遠され、見放されてしまう、
ということです。
まさに、逆効果です。
せっかく「集客」をするためにディスプレイをしているのですから、細心の注意を払って仕上げたいものです。
ディスプレイ・装飾・飾り付けをするときに気をつけたいこと
目先に囚われないこと
装飾物を置いたり、貼ったり、吊したりする際は、どうしても手の届く範囲、つまり目の前での作業が多くなります。
ポスターやカレンダーを、脚立や椅子に立って壁面の高い位置に取り付けるとき、
自分では、きちんと真っ直ぐ取り付けたつもりが、
いざ、脚立を降りて離れて見てみると、曲がっていたり、歪んでいたりする時ってありますね。
目の前だけで判断してしまうと、全体が見えず失敗することが多々あります。
店舗や施設のディスプレイ・装飾、飾り付けをするときに気をつけたいことは、
目の前だけに囚われないこと
です。
ディスプレイ・装飾をする際は、時折離れたところから全体をチェックすることが大切です。
全体を見ることで、高さや角度が揃っているかなど「位置」の確認がとれますし、サイズやカラーバランスなどを客観的に見ることができます。
全体をチェック → 細かいところを手直し → 全体をチェック → 細かいところを手直し
これを幾度となく繰り返し、最終的に美しい仕上がりを目指します。
ポスターやPOPなどを壁面に貼ったり、ディスプレイアイテムを天井から吊すなど、「落ちてはいけない」モノを接着する場合、強力な両面テープやビスを使用することがあります。
一度、取り付けてしまうと、修正が難しいことがありますね。
少々面倒でも、必ず「仮留め」をして、
一度離れた場所からチェックしてから接着することがディスプレイや装飾の取り付けの基本です。
装飾アイテムを飾りすぎないこと
「賑わい」にこだわりすぎたり、ディスプレイのボリューム感意識し過ぎて、装飾アイテムを飾りすぎてしまい、商品が見づらくなってしまってはディスプレイ・飾り付けの意味がありません。
大きさのバランスを考えながら装飾アイテムをセレクトすることが大切です。
店舗や施設のディスプレイ・装飾、飾り付けをする際の心構えとして、
お客様が、
商品(サービス)を「見やすく(わかりやすく)」、
商品を「手にとりやすく」、
商品(サービス)を「買いやすく(お求めやすく)」、
することを意識して、ディスプレイ・飾り付けの制作に取り組みましょう。
「キレイ」に見えないディスプレイ・装飾、飾り付け
○「伝えたいこと」を欲張り過ぎて、「何を伝えたいか」わからなくなったディスプレイ。
○装飾アイテムを飾り過ぎて肝心の「商品」が隠れてしまったディスプレイ・装飾。
○雑な設置で、傾いたり曲がったりしているディスプレイアイテム
○ウインドウや什器のホコリ・汚れ
○マネキンやボディの着せつけがだらしない。
○商品のプライスカードが見えづらい。
○カタチや色、サイズが統一されていないPOP
○生の植栽が枯れている。
○マネキンや什器の高さや種類がバラバラ
○POPやメニューが見づらい
※「店舗や施設のディスプレイ・装飾」とは?【詳しく解説】
店舗を飾り付ける・商品を飾る ? ディスプレイ(display)とは
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