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POP講座で「売り込まないで売るミラクルPOP」を勉強する。
唐突ですが、POP(ポップ)の講座を受けに行きます。
平松泰人(ひらまつたいと)さんのポップ講座。
平松さんは、美容室の売上アップをソーシャルメディアや「売り込まないで売るミラクルPOP」でお手伝いしている美容室専門のコンサルタント。
別の勉強会で知り合いなり、先日も友人の新しい事業のSNSの販促に役立つと思い、平松さんを「ご紹介」したり、Facebookやブログでもいろいろ教えていただいたりしている。
で、その平松さんのPOP講座が開かれるというこで、以前から気になっていた「売り込まないで売るミラクルPOP講座」を受講することに決めた。
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なぜ、今、POP(ポップ広告)なのか?
ポップとは、POP(ポイント・オブ・パーチャス)=購買時点広告のことです。
お店や施設、売り場を運営されている方はもちろん、それ以外でも、皆さん知っている販促ツールです。
なぜ、今、「POP講座」なのかと言うと、お店や売り場でPOP(ポップ広告)を見て購入する人が多いから。
POP(ポップ広告)は、店頭や売り場で、「どちらの商品を購入するか」迷っていたり、欲しいモノに「気づかせて」くれたりするから。
ただ、ボクがこのPOP講座で得たいPOP(ポップ広告)の知識は、「共感的消費」の時代に合った情報発信のためのPOP(ポップ広告)づくり。
モノや情報が溢れる現代において、「共感的消費」が主流になってきた、といわれています。
「共感的消費」とは、例えば、サービスを提供している人への共感であったり、商品に込められた想いへの共感であったり、あるいは、友人が「すごく美味しい」、「こんなに良かったよ」と勧めてくれた飲食店で食事すること。
日頃から共感している知人、信頼している友達や親しい人が「これ、いいよ」と教えてくれたら、「ちょっと行ってみようかな」とか「ちょっと試してみようかな」ということでするような「共感」という感情から派生する消費です。
誰もが心当たりがあるはずです。
そんな共感的消費が多くなっています。
インターネット環境やSNS環境の充実で、人々の「情報収集」の仕方が大きく変化しています。
マスメディアが一方的に、大量に、流していたCMや広告からしか「情報」を得る手段がなかった時代とは違う。
個人が日々発信している、なにげない暮らしの風景や、楽しんでいるときの投稿などなど、どんな些細なことでも、見ている人には多くの「情報」が伝わっています。
そんな「情報」のひとつひとつに「いいね」という「共感」の付加価値が付いて、有意義な「情報」が広がっています。
お店や施設、売り場で、そんな付加価値を表現できたり、気づかせてくれる「販売促進」ができれば、「共感的消費」が生まれるのではないかと思うんです。
お客様が来店して、商品を選んだり、探したりする購買時点で、「共感的消費」を主軸にしたPOP(ポップ広告)の表現は、きっとお客様に伝わる、お客様の心に響く「販売促進」ができるのでは?と思っています。
プライスカードとPOP(ポップ広告)は役割が異なります。
プライスカードは、単に商品の名前と値段を伝えるもので、POP(ポップ広告)は「買う”理由”」「選ぶ“動機”」を教えてあげるコミュニケーションツール。
意外に奥が深い販促ツールなんです。
ちょっとした視点の角度を変えたり、工夫することで「販促物」の効果は大いに変化します。
限られた紙面、スペース、瞬間に、人々の心に響かせ、「行動」に移させるテクニックを「売り込まないで売るミラクルPOP講座」学びたいと思う。
とても楽しみです。
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野村 健(Takeshi Nomura)
