お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを制作する際のヒント

このブログは、お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、飾り付け、POP(ポップ広告)の「お役立ち情報や豆知識」を紹介しています。

ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入するための基本的な考え方やコツ、アイテム紹介はもちろん、展開の方法や、販促や集客企画の手法、ビジネス・商売に関する「気づき」、思いつきのアイデア、仕事に対する「ヒント」まで、店舗装飾、飾り付けの仕事を通して、思ったこと、感じたことを個人的な見解で発信しています。

今回は、私見です。

人々の心に「伝える」ための、販促やディスプレイ・店舗装飾を制作するときに役立つ消費者の行動心理について。

消費者がモノを購入するときに感じる「ワクワク感」「期待感」。

これこそ、消費者の購買行動の原動力、という話です。

 

そもそも、人はどんなときに「わくわく感」を感じるのか。

先日、食事をしていた時に、ふと考えたことです。

それは、人は「ワクワクするところに集まる」ということ。

もちろん、その「わくわく感」「期待感」は、お金を支払う「価値がある」という意味で。

 

そもそも人はどんなときに「ワクワク」するのでしょうか?

皆さんは、どういう時に「わくわく感」感じます?

 

例えば…

今日、この店に来店した自分の「動機」をよくよく考えてみた。

それは、ボクは、このお店の「美味しい牛タン」がもともと大好きで、今日、その「美味しい牛タンを食べたい」と思ったからです。

大好きな美味しい牛タンを食べて「満足したい」と思ったわけで、

「今日、あの店の“牛タン炭火焼き”を食べることができたら「幸せ」な気分になれる『かも』しれない」と、思ったから。

 

このように、

「欲しいなぁ」と思っていた商品を手に入れられる『かも』しれないとき。

「会いたい」と思っていた人に会える『かも』しれないとき。

「あそこの店のアレが食べたい!」って思っていたものを食べられる『かも』しれないとき。

「行ってみたいなぁ、やってみたいなぁ」って考えていたことを実現できる『かも』しれないとき。

「あの人を喜ばせたい」と、思って相手の驚いた顔を見せてくれる『かも』しれないとき。

 

何か考えていたことや、思っていたことが、実際に「体験」できる『かも』しれないとき

そして、それが体験できたら、きっと「幸せな気分」になるはず、と、期待したり、確信したときに、心が踊ったり、テンションが上がって「ワクワク」してきますよね。

 

人が、お金を支払う行動(モノを購入したり、サービスを受ける)をするとき、それが体験できたら「幸せな気分」になれることを必ず期待します。

言ってみれば、「実際に体験できる『かも』」の期待が、「わくわく感」であり、その「わくわく感」や「期待感」は、人が行動を起こす「源」なんです。

 

そして、ボクはその美味しい牛タンのお店に入る直前、やっぱり「ワクワク」していました!

だって、確実に「幸せな気分になれる」牛タンが目の前にあるのだから…。

 

 

商売やビジネスの「情報発信」には、人々の「ワクワク」に繋がることが大切

人々が感じる「わくわく感」は、なにもキャンペーンやイベントなどの催しごとや、アミューズメント施設の話しに限らず、飲食店や美容室、服飾・雑貨店など、お店とか、施設とか、売り場とか、お客様が来店されてサービスを提供する全ての業種業態に言えることです。

「何気に」ランチをどこで食べようかと選ぶときも、

「何気に」スーパーで食品を買おうと思うときも、

もしかしたら、「何気に」寄ろうと思ったコンビニでも、

 

人それぞれ、大なり小なり「実際に体験できる『かも』」を期待して店を選び、気分を「わくわく」させながら入店しています。

選ばれたお店には、選んだ人の『ワクワク』があるから、選ばれているわけです。

 

だから、商売やビジネスの情報の発信には、人々の「ワクワク」に繋がることが大切なんです

「どうしたらお店に集客できるか」

「どうしたら、来店リピーターが増えるか」

など『集客』について考えを巡らすとき、販促物を制作するときは、お客様の行動の源である「わくわく感」を意識することで、伝わりやすくなると思うのです。

 

ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを通して、お店や施設、売り場に来店されるお客様の「わくわく感」を意識して、『集客』に繋がるお手伝いができたらいいなぁと思いながら、残りの牛タンを平らげました。

 

ごちそうさまでした。

 

 

※ディスプレイ物や店舗装飾・飾り物は、お店に「楽しさ」をもたらす【詳しく説明】

お店や施設、売り場に「楽しさ」をもたらしてくれる、ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けという販促ツール。

 

 

※人々の感情に響き、こころが動くディスプレイ・店舗装飾、飾り付けについて【詳しく解説】

「集客に役立つ」ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けとは

 

 

※良いお店ほど、ディスプレイ・店舗装飾や飾りに積極的【詳しく説明】

「ディスプレイ・店舗装飾」を採用している施設やお店は、お客様のことを真剣に考えている。

 

 

※積極的に「あなたのお店の提案を情報発信」して《消費者ニーズを喚起する》【詳しく説明】

「消費者ニーズ」を提案して喚起する、ディスプレイ・店舗装飾、飾り付け

 

 

 

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野村 健(Takeshi Nomura)

有限会社次元クリエイト 代表: お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、季節の飾り付け、POP(ポップ広告)制作を中心に、《集客》のための販売促進ツールのデザイン企画・制作、装飾品・インテリア・販促品の販売を行っています。 目指すことは、単なる「飾り」や「デザイン」ではなく、《共感性+意外性=面白い!》をテーマに、購買時点で消費者に「伝わる」《情報発信ツール》として、実店舗のディスプレイ・店舗装飾・季節装飾等の販促物制作を提供したい、と考えています。〜加盟団体:福岡県中小企業家同友会会員