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「拡張現実」(かくちょうげんじつ)『AR』とは
先日、広告代理店を営んでいる知人と『AR(拡張現実)』技術を利用した「集客アイデア」を話していました。
たしか2010年頃から、スマートフォンを使って、広告物や印刷物、博物館や美術館などで利用されはじめたサービスで、あらかじめ設定した「マーカー(写真やロゴマーク、マーカーなど)」をスマホのARアプリでかざすと、動画や音楽が再生されるという代物です。ご存知の方も多いですよね。でも、まだまだ浸透していないような気がします。
AR(augmented reality:拡張現実)とは
人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。 ーウィキペディアよりー
現実のモノに「なんらかの手を加え」てプラスすることで、現実以上の情報を提示する技術や、その技術によって表現される環境そのものをAR(拡張現実)といいます。
※こちらに「AR」について詳しく書かれてます。参考までに、どうぞ。「いまさら聞けないAR(拡張現実)の基礎知識」
DMハガキの情報以上の「情報」を伝える。
例えば、お客様へのDMを制作するとき、セールとかキャンペーンの「情報」載せますよね。
「なんとかこのセールの情報をお客様に届けたい」
とか
「なんとかこのキャンペーンで集客をアップしたい」
だから、
「なるべく、いろんな情報を掲載して、少しでもお客様に伝えたい」
皆さん、そんな思いでDMハガキを作られていると思います。
ハガキで制作するとなると紙面が小さいので、当然掲載する「発信したい情報」には限度があります。「あれも、これも」というわけにいかず、かといって、A4サイズの紙に替えると郵送代もバカになりません。試行錯誤して、文章削ったり、掲載商品を整理したり…無理やりハガキの紙面に入れてるでしょ?
DMはがきを投函した後も、
「あ?、あの商品入れておけばよかった…かも…」
とか、考えながらお客様の反応を待ってますね。
そこで、『AR』を導入すると、DMを受け取ったお客様にARの利用方法をお伝えして、スマホでかざすことで「ハガキの情報」以上の「情報」を伝えることが出来ます。
今まで「伝えきれなかった」情報をプラスオン!
つまり、ARによって「ハガキ」という「現実」を「拡張」して伝えることができるんですね。
ARに設定した「動画」や「画像」を使った「拡張情報」で、
DMハガキに入れられなかった
「おススメしたい商品・サービス」のご案内
ができたり、
取扱いが難しい電化製品や、機器の故障の際に、
取扱い説明を動画で分かりやすく「補足」
したり、
ファッション関連であれば、
お店がおススメするコーディネイトを紹介して商品の魅力アップ
を図ったり、
飲食店だったら
シズル感を演出した「新メニュー」の紹介、
店舗のマネージャーやスタッフの方々が出演して、
お客様へや商品への「想い」を伝える
ことも出来ます。
ほかにも、店舗改装リニューアルのお知らせや、お客様アンケート、抽選キャンペーン、ディスプレイや店内装飾の変化を伝えるなど、様々なお店の情報をお客様に伝えることで、「販促」や「集客」に繋がるアイデアがどんどん広がりますね。
ARサービスの利用は意外とカンタンです。
QRコードってありますね。携帯電話をかざすとサイトにつながって「情報」が見ることができますけど、ARはQRコードの進化版というか、
マーカーの自由度、動画などのコンテンツの多様性、
コンテンツ更新のリアルタイム性、
安価で制作できるコスト面
などからQRコードよりも便利でカンタンなような気がします。
今まで「印刷物」で表現できなかった「新たなプロモーション」AR。
アイデア次第で「販促」「集客」に繋がりますね。
こんどディスプレイ・装飾で『AR』を生かせる「アイデア」、考えてみます。
追記:《アイデア、考えてみました。よかったらコチラへどうぞ。》
ご興味沸かれましたら、是非一度お試しください。
※尚、「AR」についてのご相談・お問合わせ等ありましたらご連絡ください。ご案内いたします。
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