店舗装飾や商品ディスプレイ、陳列、POP(ポップ広告)をする《意図》を明確にする

店舗装飾・商品ディスプレイ、商品陳列をする「目的」

お店や施設、売り場で、店舗装飾や店舗ディスプレイ、POP(ポップ広告)などに「意図」や「目的」が見えない店舗装飾や商品ディスプレイをしているお店や施設、売り場を時々見かけます。

店舗装飾やお店の商品ディスプレイ、商品陳列、POP(ポップ広告)をする際に大切にしなければならないことは、「装飾の意図」「商品ディスプレイの目的」を明確にすることです。

○いつ、どこで店舗装飾をするのか

○なぜ、装飾・飾り付けをするのか

○どうして、商品ディスプレイや商品陳列が必要なのか

などなど。

要するに、店舗装飾・商品ディスプレイ、商品陳列、POP(ポップ広告)をする《目的》を、しっかり見極めることが肝心です。

 

「飾り」「飾り付け」という行為自体は、人々の生活にとってとても身近なものです。

例えば、日本で言えば、年間行事や歳時記、冠婚葬祭など古くから「装飾」に馴れ親しんできました。

お正月には、しめ縄飾りや門松、縁起物といった「飾り」がありますし、クリスマスには、クリスマスツリーやクリスマスリースを飾って楽しんでます。

近年ではハロウィンでホームパーティ用の飾りをしている家庭も目立ちます。

また、そんな行事や歳時記、慣習とは別に、「飾る」という行為は自己表現のツールとして個人や家庭でも、インテリアやファッションなど日常的に様々なシーンで行われています。

「装飾」そのものが、あまりに身近過ぎるので、お店や施設、売り場での「装飾」を単なる「飾り」として、重要視されていないのが実情ではないでしょうか。

 

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店舗装飾やお店の商品ディスプレイは、単なる「飾りモノ」ではない!

店舗装飾やお店の商品ディスプレイは、自分の部屋や玄関を飾ることとは異なり、ただお店のスペースを埋めるための「置き物」や「飾りモノ」、単なる「インテリア」でも「ファッション」でもありません。

店舗装飾・ディスプレイは、商品やサービスを販売したり提供する店頭や現場など、お客様が商品やサービスと向き合う「購買時点」で、お客様の「購買意欲」に直接訴えることができる「演出型」の情報発信ツールです。

お客様が商品やサービスを目前にした「購買時点」という空間で、お客様の「共感」を得て「販売」をサポートして「売上げ」に繋げるための強力な販売促進ツールなんです。

 

そんな販売促進ツールを、ただの「飾り」にしていてはもったいない話しですよね。

 

 

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店舗装飾や商品ディスプレイ、陳列、POP(ポップ広告)をする目的は「お客様の共感を得る」こと。

店舗装飾や商品ディスプレイ、陳列、POP(ポップ広告)をする目的は総じて「お客様の《共感》を得ること」だと、ボクは思っています。

店舗装飾・商品ディスプレイ=《共感》得るためのツール。

 

SNSなどの情報交流やインターネット環境が著しく発達した現代において、消費者の消費行動(購買心理)プロセスがどんどん変化しています。

ソーシャルメディアなど新しい情報伝達のツールによって、従来の消費行動(購買心理)プロセス「AIDMA(アイドマ)の法則」にはなかった、人は商品の存在に興味・関心を抱いたのち、まず「共感」してから、「欲求」に繋がる、または「共感」したのちに、興味・関心を抱く、といった行動に変化しています。

この《共感》が加わることで、情報の伝わり方が大きく変わりました。

 

《共感》とは、他者と「喜怒哀楽の感情」を共有することを指します。

または、共有する感情のこと。

例えば、友人が楽しい思いをしているとき、それを見た自分が「楽しい思いをしている」ということがわかるだけでなく、自分も楽しい感情を持つ。

これが《共感》というものです。

共感性によって「友情」が生み出され、友人になるきっかけは「共感性」である、ということが言えます。

 

マスメディア全盛の時代は、「AIDMA(アイドマ)」だけで良かった。

 

しかし、ソーシャルメディアが台頭した現代で、人々は「共感」でつながっています。

「友人・知人とのつながり」の関係性が強くなり、それは《共感》によて、もたらされている。

そして、情報が伝わらなくなった現代、伝えるためには「共感」が必要になった。

 

広告などの情報発信は「共感」を重視する方向へと変化したのです。

 

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情報や商品が溢れている現代の消費行動プロセスで大切な「人々から《共感》を得る」ための、具体的な方法として、店頭媒体(店舗装飾、商品ディスプレイ・商品陳列・POP(ポップ広告)・店内外サイン等)をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

お店や施設、売り場において、店舗装飾・商品ディスプレイ、飾り付けは単なる「飾り」ではありません。

店頭や現場など、お客様が商品やサービスと向き合う購買時点で、お客様の「購買意欲」に直接訴えることができる演出型の情報発信ツールです。

お客様が商品やサービスを目前にした「購買時点」という空間で、お客様の「共感」を得て「販売」をサポートし、「売上げ」に繋げるための強力な販売促進ツールです。

 

ご興味湧かれましたら是非お試しください。

 

 

※【共感】を得るための表現方法4つのヒント・コツ【詳しく解説】

広告・販促物、ディスプレイ・店舗装飾において【共感】得るための表現、4つのコツ

 

 

※積極的に「あなたのお店の提案を情報発信」して《消費者ニーズを喚起する》【詳しく説明】

「消費者ニーズ」を提案して喚起する、ディスプレイ・装飾、飾り付け

 

 

 

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野村 健(Takeshi Nomura)

有限会社次元クリエイト 代表: お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、季節の飾り付け、POP(ポップ広告)制作を中心に、《集客》のための販売促進ツールのデザイン企画・制作、装飾品・インテリア・販促品の販売を行っています。 目指すことは、単なる「飾り」や「デザイン」ではなく、《共感性+意外性=面白い!》をテーマに、購買時点で消費者に「伝わる」《情報発信ツール》として、実店舗のディスプレイ・店舗装飾・季節装飾等の販促物制作を提供したい、と考えています。〜加盟団体:福岡県中小企業家同友会会員