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販促物やディスプレイ・店舗装飾、POP(ポップ広告)などを制作するときのヒント
以前のブログで「モノ」を通して得られる「体験」を訴求する、エクスペリエンス・マーケティングの考え方をご紹介しました。
以前書いたブログ → 「共感」を得るために「体験」を語るマーケティング、販促手法。
今回は、「体験」を語ることで、人々から「共感」を得る販促物やディスプレイ・店舗装飾、飾り付けに役立つコツをご紹介します。
お客様がモノを買う「理由」や「動機」の『本質』について
お客様がモノを買う「理由」や「動機」の『本質』について。
それは、人がモノを買う理由や動機の「本質」を見抜くこと、です。
お客様は、ただ単に『「モノ(商品やサービス)が欲しい」と思っているわけではない』という、視点に立ってみる。
それは、どういうことかと言うと、例えば、洋服を販売しているブティックに来店するお客様は、ただ単に「服が欲しい」から来店したわけではなくて…
「自分の好みの服を買って、おしゃれして、気分良く生活したい」という思いで来店した。
と、考える視点を変えてみる。
お土産屋さんに来店するお客様は、ただ単に土産物を買いに来たわけではなくて…
「家族の喜ぶ笑顔が見たくて…」かもしれないし、
「旅行の“思い出”になるモノ欲しいな…」かもしれないし、
「出張先での話題づくりに…」かもしれない、
「この地方のコレ、美味しいからあの友達にお勧めしてみようかな…」とか…
売っている「モノ(商品やサービス)」を通して、買った人が「(体験する)コト」を想定すること。
それが、人がモノを購入するときの、「本当の動機」であり、「本質」です。
様々なお客様の、様々な事情がそこには存在していて、大勢の人々を対象としている「モノを販売する現場」としては、「そんなこと、イチイチ考えてられない!」ことかもしれません。
が、
この「本質」を見抜く視点、見極める視点を持つことで、集客するための販促物やディスプレイ・店舗装飾、POP(ポップ広告)の制作の、
「表現方法」が変わってきます。
店頭の販促物、ディスプレイ・店舗装飾、POP(ポップ広告)の「表現」を、モノ(商品やサービス)のスペックや価格ばかりでななく、お客様が本当に欲しがっている「有益な情報」や、お客様が「役立つ情報」を考える。
この商品で「どんな体験(興味や関心の具現化・悩みの解決・不平の解消・不満の発散など)」を得られるのか、という、「その商品を使ってほしい人」への具体的な提案。
商品やサービスの内容やスペックばかり並べるよりも、「購入すべき理由」や「本当の動機」を表現することで、「共感」に繋がり、「動機」を刺激されることで「心に響かせる」ことができます。
「集客」を目的としたチラシやDMなどの販促物やディスプレイ・店舗装飾、POP(ポップ広告)などを制作するときは、売っている「モノ(商品やサービス)」を通して、お客様が体験する「コト」、本質の買う「理由」や「動機」を想定することで、
より「共感」を得られ、集客や販売につながるのです。
ご興味が湧かれましたら是非お試しください。
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