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お店や施設の経営者・運営責任者の「情報収集」について思ったこと。
どんな業種業界に限らず、繁盛している店舗や施設の経営者は「情報収集」をよくされています。
近隣の人のながれの状況観察や、同業他社の店舗や施設はもちろん、他業種の商品やサービスのことまで日々勉強されてますね。
知り合いの飲食店のオーナーは、「情報収集」と称して夜な夜な外食して廻っています。
自店の商圏エリア内はもちろん、商圏外のエリアまで足をのばすこともしょっちゅうです。
自分のお店と同規模同業種のお店はもちろん、
自分が気になるお店、
最近新規オープンしたお店、
評判のいいお店、
珍しいサービスのお店、
まで、ありとあらゆるところに顔を出してるらしい。
もちろん“お客”の一人として。
そうすると、いろんなことが分かるらしい。
店構え、接客応対、価格帯、味やメニュー、サービスなどはもちろん、店の雰囲気、座席数やレイアウト、テーブルや家具などの調度品、店内の装飾、POPなどの販促、トイレの仕様…………..
などなど見るべきところ、学ぶべきところがたくさんあるそうです。
そうやって収集して得た「情報」は、
自店の商品やサービスの改善に生かしたり、
新しい商品やサービスの開発を考えたり、
セールやイベントの企画に生かしたり、
店舗運営に関わる様々なヒントに役立っている、とおっしゃってました。
どんな業種業態のお店でも「情報収集」は必須ですね。
「情報収集」は、まぁ、上記のオーナーのように「自分の眼」で確かめることが一番なんでしょうけど、
個人経営の小規模なお店だったら、ちょっとキビシイですよね。
自店が営業しているときは競合の他店も必ず営業しているし、店は空けられませんし。
そんな、小さなお店の「情報源」は、自店に来店した「お客様」に聞くことです。
飲食店のことは、実は「お客様」が一番知っています。
“お客様”だから、ある意味「厳しい目」も持っている。
しかも、あなたのお店によく来店するお客様だから、日々近隣で飲食されてるはずです。
もし、お客様が「あなたが気になるお店」を知らなければ、そのお客様に「あなたが気になるお店」の情報を話して、
「行ってもらう」
ことだってできます。
もちろん、料理や素材の善し悪しなど、専門的なことは厳しいかもしれませんが、
「お客様目線」で、お店の規模、雰囲気、品数・種類、客層、接客くらいであれば、評判も含めて教えてくれるはずです。
そうやって、「情報収集」するんです。
そうやって収集した「情報」は、きっとお店の役に立ちます。
客数が増えない、
客単価が上がらない、
販促が効かない、
集客がうまくいかない、
売上げが上がらない、
など、いろいろと悩ましい課題があるかもしれませんが、
まずは「情報収集」してみて、「現状把握」、「他店の動向」、「世の中のながれ」など、
様々な角度から自店を見直すことも必要ですね。
まずは「情報収集」です。
ご興味が湧かれましたら是非お試しください。
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