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このサイトを読んでくださっている皆様へ
「遅効性」の販促ツール《店舗の商品ディスプレイ・店舗装飾》
このサイトは店舗や施設、会社の商品ディスプレイ・店舗装飾について「お役立ち情報・豆知識」を紹介しています。
このサイトには、お店を構えて運営されている、小売店や販売店、飲食店、美容室などの各種サービス業等のディスプレイ・装飾にご興味・お悩みのある方々はもちろん、
私たちと同様のディスプレイ・装飾関連の会社さま、広告代理店、建築会社、設計事務所、内装関連会社、などなど多種にわたる業種・業界の方々から観ていただいています。
このサイトを見てきてくださっている、ほとんどの皆さんが店舗運営を「前向き」に「ポジティブ」に行動されている方々だとお察しします。
なぜなら、今は “モノが売れない” “情報が伝わりにくい”と言われている時代です。
そんな時代に、テレビや新聞といったマス媒体とか、印刷媒体のような「速効性」のある販促物制作ならまだしも、
「商品ディスプレイ・店舗装飾」
という「遅効性」の販促ツールに興味を持たれ、知識や理解を深めようと「検索」してくださって、このページに辿り着いた方々です。
そんな「遅効性」の販促ツールに目を付けられたということは、
①すでに「速効性」があるとされている「マス媒体」や「販促ツール」は全てやり尽くした、という「超ポジティブ全方位積極お試し型」の場合、
とか、
②競合他社や、近隣他店とは違った「販促ツール」で勝負したい、と思われている「あまのじゃく的思考型」の場合、
とか、
③競合他社や世間の店舗が皆やっているなら、「ウチらも」という手っ取り早く「思考停止模倣型」、
とか、
④上司やクライアントに言われて仕方なく、という「超渋々消極型」、
とかに、だいたい分かれてます。
いずれにしても、「ご縁」あってこのサイトにたどり着かれた訳ですから、私たちとしてはそんな皆様の「何か」のお役に立ちたいわけで…、
少しでもお店のディスプレイや装飾、飾りについて知っていただき、少しでもディスプレイ・装飾の有効性を感じていただきたいと思っています。
店舗の商品ディスプレイ・店舗装飾の役割とは
「飾り付け」は、みなさん、なにげに、フツーに、何かしら、やっていること
店舗のディスプレイ・装飾には様々な「役割」があります
お店を飾り付けてお客様を「楽しませよう」とか「喜んでもらおう」、
「ゆっくり寛いでもらおう」など、お客様のために「飾る」こともありますし、
シーズンごとの歳時やギフトイベントを盛り上げるための「飾り付け」もあります。
また、来店したお客様の購買意欲を刺激する「売り上げを上げる」のための「装飾」もありますし、
自分のお店をまだ知らない、店の前を通りすがる人々に「ココに、こんなお店があります!」と、アピールするための飾り、
などなど、店舗運営をされている現場では、様々な「飾り付け」がなされているわけで、
みなさん、なにげに、フツーに、何かしら、「装飾」という行動を起されています。
それは、恐らく、皆さんがフツーに毎日、「服を着る」のと同じ感覚だと思います。
“飾り付け”は「かっこう良く」して、「個性的」に見せるということ
そういった様々な装飾やディスプレイを観ていて、いつも思うことがあります。
お店を「装飾をする」ということは、お店を「かっこう良く」する、ということです。
「かっこう良く」して「個性」を演出しているのですね。
みなさんも、服を着るとき、買うとき、「カッコ良くしたい」という思いってありますよね。
自分の背丈や体格、年齢、好きなスタイルなどの趣味趣向、カラーや素材、ファッションへのコダワリやブランドのウンチクも入ってたり、その時々のTPOに合わせて、服を選んで、出来るだけ、自分なりに「恰好良く」して、人に「魅せる」ことをやっています。
その「かっこう良く」の評価は、人により様々です。
カラーや柄の組み合わせなど色々ウンチクもあるでしょうが、「答えがある」ことではありません。
自分が良ければそれでいいのです。
それが「個性」です。
だから、お店も「カッコ良く」ディスプレイ・装飾すると「個性」が出てきます。
では、なぜ、「お店に個性」が必要なんでしょう。
『独自性』が大切な時代。
「モノがカンタンに売れない時代」です。
コミュニケーションのとり方も、人がモノを購入する仕方も、マーケティングの考え方も、5年前と比べたら劇的に変化している時代。
お店は、お客様に「選ばれ」なければ成り立ちません。
お店が「選ばれる」ためには、「他店と異なる魅力」が必要ですね。
何かしら魅力がなければ「選ばれる」ことはないです。
「他店と異なる魅力」とは、言い換えれば「他店にはない魅力」で、「他にはなくて自分にあるもの」ということです。
それを「独自性」といいます。
「独自性」は「他とは違うことで生まれた『個性』」です。
だから、モノがカンタンに売れない今の時代、
人々から選ばれるための「個性」や「独自性」が必要
なんです。
「選ばれる」お店になるためには、人々を惹きつける「独自性」、「かっこう良く」した「個性」を発揮することが大切。
ということです。
まとめ
店舗のディスプレイ・装飾は確かに「遅効性」の販促ツールではあるのですけど、
侮るなかれ、お店の「商品ディスプレイ・店舗装飾」の役割は、
お店の「個性」や「独自性」を、「かっこう良く」表現し、人々を惹きつける「魅力ある独自性」を視覚化するツール
なのです。
それは、きっと“モノが売れない”、“情報が伝わりにくい”時代の店舗運営にとって「もっとも役に立つ販促ツール」のひとつだと、私は信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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