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お店や施設の店頭ディスプレイ・店舗装飾のヒント~店舗什器の役割
このブログはお店や施設のディスプレイ・店舗装飾のお役立ち情報や豆知識を紹介するページです。
今回は、商業空間をディスプレイ・店舗装飾で演出・企画するための必需品、棚、テーブル、ラックなどの什器について。
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入するための基本的な考え方やコツ、アイテム紹介はもちろん、展開の方法や、発想の仕方、そしてビジネスや商 売に関する「気づき」や「ヒント」など、お店や施設を運営する方々のお役に立てられるであろう様々な「情報」を、ディスプレイ・店舗装飾を通した視点で提案・発信しています。
プロモーション(販売促進)としてのディスプレイ・店舗装飾、飾り付けで大切なこと
モノであふれている現代社会において、各製造メーカーは独自のコンセプトのもとに商品開発をしています。
商品が最終的に人々の目に触れるのは、百貨店や専門店ですから、商業空間でのディスプレイ・店舗装飾の演出はとても重要なことです。
商業空間をディスプレイ・店舗装飾で演出・デザイン企画するための必需品として、棚、テーブル、ラックなどの什器がありますね。
棚、テーブル、ラックなどの什器という「ハード」をうまく組み合わせ、「ソフト」である「商品」を、並べて陳列していきます。
商品を陳列する際は、「商品のテーマ」、「対象となるお客様の調査」、「売り場への誘導」「売り場のスペース」などが大切な要素となります。
まずは「商品のテーマ」を理解し、どのようにVP(ビジュアル・プレゼンテーション)していくか、
そして、どういったターゲット(対象者)にその商品を売りたいのか、
を、十分理解することです。
什器は商品を「美しく陳列」するための道具。
お店や施設の什器は、商品を「美しく陳列」するための道具です。
素材や加工方法を変えるだけで様々な表情を魅せてくれます。
什器をうまく使いこなすためには、素材や加工についての知識が大切になります。
商品を陳列したときに、どういう空間が出来上がるのか、を具体的にイメージすることも大切です。
日常生活において、百貨店やレストラン、小売・専門店などを、視察・観察しておくと、とても参考になります。
百貨店などのインショップでは、予算や時間、スペースなど様々な制約があり、大きな改装が行われにくいため、取り扱う什器も限られてきます。
したがって、上手な空間の利用方法を考えなければなりません。
コーナーラックを使ってコーナーを演出したり、パネルを使って仕切りをつくることなどが必要になってきます。
専門店などの小売店も、他店との差別化を図るために、オリジナリティ(独自性)のあるディスプレイ・店舗装飾、飾り付けが求められています。
オーナメントやプロップと呼ばれるディスプレイ・店舗装飾用の演出小道具は、商品の用途や特長を解りやすく見やすく、陳列・演出するものとして重用されます。
ディスプレイ・店舗装飾の演出小道具は、ショップのイメージづくりに効果的です。
同じように店舗の照明も売り場の雰囲気を盛り上げるために欠かせないものです。
ただ単にディスプレイ・店舗装飾をデザイン・企画するだけでは、商業空間においてのディスプレイは成り立ちません。
商業空間をディスプレイするには、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の知識が必要です。
メーカーの商品計画から、購買者までをトータル的に捉え、どんな見せ方が効果的かを考えることで、人々に「伝わる」ディスプレイ・店舗装飾に近づくのです。
※「ディスプレイ」について【詳しく解説】
お店を飾り付ける・商品を飾る 〜 ディスプレイ(display)とは
※「情報発信」するディスプレイ・店舗装飾について【詳しく説明】
お店や施設の集客アイデア~「情報発信」するディスプレイ・店舗装飾~ポップアップショップ
※「共感」について【詳しく解説】
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