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店舗装飾・ディスプレイは、人々の「瞬間」にアピールし、「伝える」ことができる販促ツール
「時間は存在しない。存在するのは、瞬間だけである」
このブログでよく言っていることで、「集客」を目的としたディスプレイ・店舗装飾、飾り付けは、
店の前の通りを歩く人々に「一目で」お店のイメージが伝わるようにディスプレイ・店舗装飾や飾り付けをする、
とか、
お客様が「一瞬」で見分けられるように分かり易く、見つけやすい商品陳列をディスプレイ・店舗装飾、飾り付けで表現する、
とかたくさん書いてます。
だけど、たまたま偶然にお店の前を通った人々に、その「瞬間」や、「一瞬」で、お店のイメージや商品・サービスの内容など、多くの「情報」を伝えなければいけないということは、とても難しいことですね。
でも、ボクら人間は、今、この「瞬間」しかとらえることしかできません。
その「瞬間」とか「一瞬」って、ボクたち人間にとって、とても大事なことだと思うんです。
「時間は存在しない。存在するのは、瞬間だけである」
とは、19〜20世紀ロシアの偉大な小説家、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの言葉です。
ボクたち人間は、過去を思い出したり、未来を想像したりします。
しかし「過去」は、その「一瞬」が過ぎてしまえば、すでにその一瞬は「過去」となり、「未来」は想像でしかなく、「未来」を実際に体験する時は、常に「現在」として体験しています。
その「現在」が「瞬間」です。
ボクらは「瞬間」に生きています。
降って湧いたようなチャンスも、思いがけないピンチも、「一瞬」に訪れる。
人と人が出会うことも一瞬、別れることも一瞬。
誰かに褒められて、“やる気スイッチ”がONされたり、批判されて傷ついて、“やる気スイッチ”がOFFになるのも「一瞬」の出来事。
通りを歩く人々が、「あ、良さそうな店だな、よし試してみよう」と思うのも、「なんか妙な感じだな、やめとこう」と判断するのも「一瞬」。
でも、その一瞬の降って湧いたチャンスって、実はその人が過去に「強く欲していたこと」に、現在辿り着けたから、なんですね。
自分にとって良い人と出会うのも、あなたが過去に「望んでいた」こと。
好物の牛タンを食べて幸せな気分になる「一瞬」も、ボク自身が過去に「欲した」こと。
欲したり、望んでいなければ「その瞬間」は訪れないということです。
逆もまたありきです。
不安や不信が、思いがけないピンチを招きます。
妬みや恨みが別れにつながることもあります。
自信のなさが“やる気スイッチ”を切ってしまい、どんどん悪い流れをつくり出します。
店舗や施設、売り場の運営で注視すべきことは、その「瞬間」や「一瞬」は、過去に最大限「準備されたこと」から起こるということです。
人々の「瞬間」を輝かせるためには「輝く未来を想像する」こと
あなたのお店を全然知らない人が、お店に入ってくるのも、入らないのも、そのお客様の「一瞬」の感情なんです。
だから、店舗や施設で「集客」のために、人々の感情の動きの「一瞬」を掴みとるには、『常に「未来」を準備しておくこと』が大切です。
人々にとっての「良い未来」、「輝く未来」を、常に想像しておくこと。
あなたのお店を全然知らないお客様の「瞬間」を輝かせるためには、あなた自身が「輝く未来を想像する」ことが重要だと思うんです。
そして、それを具体的な表現で、人々に「伝える」こと。
店舗や施設のディスプレイ・装飾、飾り付けは、そんな「輝く未来の想像」を具体的に視覚化することで、人々の「瞬間」や「一瞬」にアピールし「伝える」ことができる【集客のための販促ツール】です。
自分の今、この「瞬間」、この「一瞬」に「輝ける未来」を想像してみてください。
そして「行動」することです。
「チャンス」は、その「一瞬」に訪れるはずです。
ご興味が湧かれましたら、是非一度お試しください。
※「ディスプレイ」について【詳しく解説】
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※「お客様の入店数を高める3つのポイント」について【詳しく解説】
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