「デザイン」とは、対象となる人々に「想い」を伝えるためのコミュニケーションツール

「デザインを制作する」ということは、ただ単に「見た目」を良くすることでは、ない。

「デザイン」には様々な専門分野があり、どんなデザインでも、「デザイナー」と呼ばれる専門家にデザイン制作を依頼すると、様々なことを依頼主である「クライアント」にデザイナーさんは質問してきます。

例えば、販促ツールやディスプレイ・店舗装飾のデザイン制作の場合、

いつ、どこの場所で、どんなものを、という基本的なことは当然、そのお店の販売品目、客層、営業時間、スタッフの年齢から人数、地域性という店舗のこと、経営者の経営方針はもちろん、年齢、趣味趣向、価値観に至るまでありとあらゆることを聞き出します。

 

もちろん、ディスプレイ・店舗装飾をする現場に立って、飾り付ける場所の細かな情報を確認し、全体の景観や人のながれ、などの現状把握も、しかっりやります。

そうした現状把握をした中で、依頼主であるお店の「課題」を見つけ、「課題」を解決するための施策をディスプレイ・店舗装飾の「デザイン」を通して思案するわけです。

 

 

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「お店のディスプレイ・装飾をするだけなのに、全然関係ないスタッフのことや余計なことまでなぜ聞くのか?」

と、思われるかもしれませんが、そういったお店に関わる全てのものの総てに「解決」のカギとなるヒントが、その中に隠れていることがあります。

そして、何より「デザイン」というものは、

 

「プロのデザイナーに任せれば、勝手にセンス良いデザインをしてくれる」というものではないからです。

 

「デザインを制作する」ということは、ただ単に「見た目」を良くすることではありません。

「デザインをする」ということは、企業やお店・施設など依頼主側の、まとまりきれていない事案や課題を、ひとつひとつ丁寧に整理し、人々の心に「伝わる」ように、具体的に、きちんと、カタチにすること。

つまり、

「そこにある《問題・課題》を整理して、解決すること」

だからです。

 

逆に言うと、企業やお店・施設のコミュニケーションの事案や課題は「デザイン」で解決される場合が多い、ということです。

 

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視覚的に見えない「伝えなければならないこと」を、ビジュアル化して「情報発信」する。

例えば、そのお店には現状どんな色が使ってあって、どんな色で展開すると際立つか、また、対象となる商品(サービス)や客層に合っているか、などのカラーリング。

設置する場所の周囲環境によってサイズが適当か、大きすぎて商品を隠さないか、とか、お客様やスタッフの動きの邪魔にならないカタチ。

そして、それらが企業やお店・施設が、長期的に目指す「目的」や「目標」に合っているか、そこで働く人々の社風や意識に、寄り添っているテイストでできているか。

 

企業やお店・施設における全般的な「デザイン」とは、店頭のディスプレイ・店舗装飾やPOP(ポップ広告)のような販促ツール・広告物をはじめ、企業や店舗のロゴマーク、店舗建築・店舗内装・インテリア、什器、備品、スタッフの制服、ネームプレートに至るまで、実に様々なものに関連してきます。

これらは、すべて、お客様に対する「情報発信」のためです。

 

お店のイメージを、お客様に伝えること、

取り扱っている商品やサービスの内容を、お客様に伝えること、

企業や店舗の商品やサービスに対する姿勢を、お客様に伝えること、

などなど、

企業や店舗、施設などが、対象となる人々(消費者)とコミュニケーションをとる際の「情報発信」するとき、必ず「デザイン」が関わります。

 

「販売」を目的にした企業や店舗には、対象となる人々に「伝えなければなならないこと」という「情報」が、沢山あります。

ただ、その「伝えなければなならないこと」の大概は、「視覚的」に見えていません。

 

「デザイン」とは、その「伝えなければならないこと」を、ひとつひとつビジュアル化(カラーリングやカタチなど)して、人々に分かりやすく、心に「伝わる」ように視覚化することです。

カラーやサイズ、スタイルやテイスト、素材など、を使って、「伝えなければならないこと」がきちんと、人々の目に見えるように、視覚的に「伝える」ことが「デザイン」の役割なんです。

 

企業やお店・施設の「情報発信」「コミュニケーション」で、まとまりきれていない問題や課題があるとき、「デザイン」に関わる人たちに是非相談してみてください。

きっと彼らは、デザインを通して「情報発信」の役に立つはずです。

デザインとは、「目には見えない想い」を人々に「伝える」ことができるコミュニケーションツールなのですから。

 

 

ご興味湧かれましたら是非お試しください。

 

 

 

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「情報発信」するディスプレイ・店舗装飾〜ポップアップショップ

 

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お店や施設を「好きになってもらう」ためのヒント『共感』とは

 

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野村 健(Takeshi Nomura)

有限会社次元クリエイト 代表: お店や施設、売り場のディスプレイ・店舗装飾、季節の飾り付け、POP(ポップ広告)制作を中心に、《集客》のための販売促進ツールのデザイン企画・制作、装飾品・インテリア・販促品の販売を行っています。 目指すことは、単なる「飾り」や「デザイン」ではなく、《共感性+意外性=面白い!》をテーマに、購買時点で消費者に「伝わる」《情報発信ツール》として、実店舗のディスプレイ・店舗装飾・季節装飾等の販促物制作を提供したい、と考えています。〜加盟団体:福岡県中小企業家同友会会員