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来店型保険ショップの集客に役立つ店舗ディスプレイ・装飾のヒント・コツ
人生の節目など、その人にとって重要な時期に来店する「保険ショップ」の集客
競合店が多い来店型保険ショップ。他店に負けない「集客をする」方法
来店型保険ショップ。
ここ4~5年くらいで、街のあちらこちらでよく見かけるようになりました。
ショッピングモールのテナントに入っていたり、
駅ビルやオフィスビル、
繁華街の路面店、
など、人がたくさん集まるところにあります。
「保険」のことって意外に難しくて、誰かに相談したいことって、たくさんあるからすごく便利なんですね。
お客様の利便性を考えての出店だから、みなさん同じような場所に出店されます。
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人々は常に「保険」のことばかり気にして生活しているわけではないんですけど、
例えば、
結婚とか、
就職とか、
転職とか、
の様々な人生の節目や、
「将来のこと」とか、
「子どものこと」とか、
「親のこと」とか、
大切な誰か、のためや、
「老後の生活の心配」とか、
「健康の不安」とか、
「責任感」とか、
だったりで「保険」のことを思い出します。
そんなとき、親身になって相談できる「保険ショップ」があると便利ですもんね。
だから、保険ショップが街に増えて、結果的に同じ商圏に複数の保険ショップが出店するケースになっているんでしょうね、きっと。
そんな来店型保険ショップの他店に負けない「集客」のための店舗ディスプレイ・装飾、POPを考えてみました。
来店型保険ショップの店舗ディスプレイ・装飾、お店づくり
まずは通りを歩く人々に「知ってもらう」ことから。
一般的に保険ショップに来店されるお客様は、「保険」について関心があり、「何かしら」の不安や心配や責任感をもって相談に来られます。
そして、大切な「お金」のことだから、「真剣」です。
事前にネットなどでいろいろと情報を仕入れて、「勉強」されている方も多いようです。
そして、「どこの会社の、どんな保険」が自分にふさわしいか、適しているのか、を知りたくて様々な保険ショップを訪ね歩き、
自分に「最適」な保険を探しています。
先にもお話しした通り、最近はあちらこちらで保険ショップを見かけます。
テレビCMでもやってますから、皆さんご存知です。
競合店がたくさんありますね。
そんな保険ショップの店舗ディスプレイ・装飾は、
お客様に、まず「どのような印象を持ってもらうか」が、大切になります。
お店を観たときの『第一印象』。
保険ショップのお店づくり、ディスプレイ・装飾の重要なポイントです。
保険商品は一般的に、ひとりの人が頻繁に保険ショップに出入りして購入してくれるものではありません。
だから、まず「来店」していただくことが重要になりますね。
例えば、店舗の外観にのぼりを立てる。
「ここに保険ショップがあります!」
「保険についてお悩みやご相談がありましたら、当店にお任せください!」
「無料相談 受付中! お気軽にどうぞ!!」
という、アピール。
「看板があるので、必要ない」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
のぼりは、サインに比べ『低コストで、しかもアイキャッチ効果が高い』ので、おススメのツールです。
保険ショップ、 集客のための入口導入部のディスプレイ・装飾、POPの工夫
手書きのイーゼル黒板を外観入口サイドに置いて、保険商品の案内や自店の特長をアピールするPOPの設置。
「手書き」です。
このとき、出来れば毎日短文で構わないので「あいさつ文」を書きます。
「4月2日。皆さま、おはようございます!春だというのに、まだまだ冷えますね…….」
「春」や「4月」などの季節感や気候、気温などはみなさん「共感」する話題です。
それから、今おススメしたい商品を要領よくまとめ、手短に紹介。
「イーゼル黒板まではちょっと…」とか「手書きは、面倒…」と、思われるかもしれませんが、大切です。
こういった小さな積み重ねが「信頼」に繋がるからです。
保険ショップの外観装飾・ディスプレイ、イーゼル黒板などのPOP制作で大切なことは、
①常に新鮮な「情報」をお客様に伝え、変化を演出することと、
②自店の特長や独自性などで他店との差別化を明確に伝えること、です。
人は見ていないようで、見ています。
お店を「記憶」してもらうことが大切です。
保険ショップのお店づくり『お客様の「緊張」をほぐす』工夫
ショップの入口導入部は、
間口を広げ、常に整理整頓を心掛ける、などのお客様が「入りやすい」工夫が必要です。
そして、受付テーブルや相談カウンターは、出来るだけ外から直接見られることがないよう「死角」をつくり、
ひとつひとつのテーブルにある程度の「閉鎖性」を持たせます。
このとき、パーテーションの仕切りやガラス面のフィルムなどで完全に閉鎖するとNGです。
「完全な閉鎖」をしてしまうと、ショップのオープン性がなくなり、お客様は一瞬躊躇していまい、「入りにくい」お店になってしまうからです。
観葉植物等で「見えるか、見えないか」状態をつくることがポイントです。
さらに、
適度に明るい照明の工夫や、 店舗における照明の演出効果による集客
お客様の年齢層や、季節性・気温に合う音楽(BGM)を流す、
などの『お客様の「緊張」をほぐす工夫』は、
初めて訪れるお客様のための「安心感」の演出につながりますね。
保険ショップのディスプレイ・装飾の一般的な「テーマ」
保険ショップのディスプレイ・装飾キーワード
保険ショップのディスプレイ・装飾を行うときの基本ワードは、
「安心感」
とか
「誠実さ」
「まじめさ」
「清潔感」
になります。
「保険」は金融商品とか、金融商材といわれていますね。
お客様の大切な「お金」を預かるわけですから、
銀行などと同様に「信頼」という言葉も当てはまります。
しかし、あまり硬くなりすぎると「緊張感」のあるお客様は心を開けません。
「保険」はその人の人生そのものに寄り添った商材です。
お客様のことを知らずに「良い商品」は勧められませんね。
お客様に自分のことを「きちんと」話していただくためには、「緊張感」があってはとても無理です。
まず、緊張感を解きほぐすような「開放感」を感じてもらいたいですね
そして、硬いイメージだけではなく、
「和らぎ」、「おおらか」、「やさしい」、
などの雰囲気も、取り入れたい「保険ショップのイメージ」です。
競合店が多い保険ショップには「独自性」が必要。
一般的な保険ショップの店舗面積は広くありません。
入口から入ると、受付・商談カウンターまたはデスクが数台設置されており、壁際にはソファ、カタログなどを入れる棚などがある程度だと思います。
取扱いの商品的にも、ディスプレイ・装飾をしたり、POPが必ず必要なわけではありません。(期間限定の販売商材は別として)
しかし、それではショップとしての「独自性」が出せません。
特に保険ショップの取扱い商品は、競合する他店と大きな違いを出しにくい。
しかも、競合店が多い…
お客様は、正直「どこに行っても同じ」と考えています。
そんな状況の中から、選ばれなければならない。
お客様に「選ばれる」保険ショップになるためには、「独自性」が大切です。
(今の時代、お店にとって大切なことは「差別化」よりも「独自性」)
そして、「独自性」で、お客様からの「共感」を得るために大切なことは、お客様の「関心が何にあるのか」を考えて発信することです。
保険ショップにおススメのディスプレイ・装飾アイテムは「季節の演出」と「植物・緑(グリーン)」。
保険ショップの「独自性」をだすためのディスプレイ・装飾の基本のひとつは「季節感」でしょう。
シーズンディスプレイ・装飾です。
春、夏、秋、冬の四季に合わせて造花や季節の小物などのディスプレイ・装飾で「親近感」を演出します。
例えば、春には桜や梅、夏の向日葵、秋の紅葉、冬のポインセチアなど、花のアイテムはたくさんあります。
外観の手書きイーゼル黒板と同様に季節感や気候・気温は、共通した感覚・「関心ごと」だから、「共感」しやすいですね。
「共感」は、お客様とのコミュニケーションの最初の一歩です。
お客様も「共感」することで、「安心感」を得られやすいはずです。
次に、「まじめさ」や「誠実さ」、そして「和らぎ」「優しさ」を演出する、ディスプレイ・装飾アイテムは「植物」です。
植物・緑(グリーン)がもつ生命力や優しさ は「誠実」で「まじめさ」「謙虚さ」、そして「信頼」につながります。
植物や緑(グリーン)を置くことで、気分をゆったり、穏やかに「リラックス」させることができます。
人は「リラックス」状態のときに脳波がベータ波からアルファ波に変わり、
(植物・緑グリーンの効用について) 精神的にも肉体的にも良い影響をもたらします。
植物・緑グリーンは、一般的な鉢植えの観葉植物や季節の草花でもいいですし、造花やディスプレイ小物を使ったフラワーアレンジなんかもいいですね。
最近では「生きた植物」を、土を使わない「壁に掛けられる寄せ植えフレーム」や、土がいらない「エアープランツ」などのアイテムもあり、
狭い店舗や小さいお店など、いろんな場所やスペースで植物・緑(グリーン)を楽しめます。
植物・緑(グリーン)は、
お客様との「共感」も得られやすく、
「まじめさ」や「誠実さ」を演出してくれ、
「信頼感」をアピールできる装飾アイテムです。
できるだけ、ショップ内を植物や緑でいっぱいにしてみるのもいいですね。
まとめ 保険ショップの店舗ディスプレイ・装飾の『シナリオ』
幅広い層のお客様が来店される「保険ショップのディスプレイ・装飾」は、
①店の前を通る人々は、すべて「将来の見込み客」と捉えて、常にショップのアピールをしておき、
②店頭のイーゼル黒板を使った、「言葉」の積み重ねで「記憶」してもらい、
③入口導入部の間口や、テーブルの仕切り、照明やBGMの工夫で「緊張感」をほぐし、
④店内のシーズンディスプレイ・装飾で、お客様の「共感」を得て、
⑤「安心」「和らぎ」「まじめさ」「誠実さ」 「謙虚」などの『テーマ』をディスプレイ・装飾のアイテムで、「信頼」を生み出す。
という、「シナリオ」になります。
店舗ディスプレイ・装飾は、ショップの「独自性」を視覚表現するために役立つ重要なツールです。
ショップの「独自性」をアピールすること、
そして、お客様から「共感」を得るために、お客様の「関心が何にあるのか」を考えて、
ショップ独自の情報を発信することが大切です。
ご興味沸かれましたら、是非お試しください。
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