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お客様から「共感」得るための販促物制作、ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けのコツ
このブログは、お店や施設のディスプレイ・店舗装飾の「お役立ち情報や豆知識」を紹介しています。
ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを導入するための基本的な考え方やコツ、アイテム紹介はもちろん、展開の方法や、販促や集客企画の手法、ビジネス・商売に関する「気づき」、思いつきのアイデア、仕事に対する「ヒント」まで、店舗装飾、飾り付けの仕事を通して、思ったこと、感じたことを個人的な見解で発信しています。
現代のソーシャルメディア時代の消費プロセスで「共感」が第一に大切であることは、以前に書いたブログでお分かりだと思います。
以前書いたブログ → お店や施設を「好きになってもらう」ためのヒント『共感』とは
以前書いたブログ → 販売促進で、お客様から「共感」を得るための4つのコツ
今回は、お客様に「共感」してもらえるお店づくり、「共感」して来店してもらえるための販促ツールの制作、ディスプレイ・店舗装飾をやるためのコツをご紹介します。
あなたのお店や施設の「理想のお客様」を想定する。
お客様から「共感」を得るためのプロモーションで、まず最初に取り組むことは、自分のお店の「理想のお客様」を想定することです。
理想のお客様を勝手に想定してみる。
お店や施設など、モノやサービスを販売する経営やビジネスにおいては、「ターゲット」となる層を必ず設定していますね。
例えば、
「40代から50代、男性、店舗から半径○km圏内に住む又は出勤している、単身のサラリーマン」とか、
「店舗の近隣に住むF2層」とか、
「団塊の世代」などなど。
「理想のお客様」を想定とは、年齢とか性別とか、そんな大きな、ざっくりとしたターゲット層とかではなく、
もっと具体的に、
もっと細分化する、
もっと特定する、
ということ。
年齢別・性別ターゲットだけでは、もう効果がでにくい時代なんです。
「ターゲットを絞り込み過ぎると、他の層からのお客様が激減し、商機を逃してしまうんじゃないか?」と思われがちです。
しかし、販促物やディスプレイ・店舗装飾、POP(ポップ広告)を制作する場合、理想のターゲットを絞り込むことによって、「伝えたいこと」をより明確に打ち出すことで、より「伝わる」表現や演出ができます。
「誰に」来てもらいたいか?
「どんな人に」販売したいか?
「あの人だったら、お店に来てくれるだろうか?」
「彼は、仕事帰りに寄ってくれるだろうか?」
「彼女は、この商品を気に入ってくれるだろうか?」
と考えるわけです。
「あの人は、この店を気に入ってくれるかな?」と考えて店づくり、売り場づくりをやります。
お店の雰囲気づくりのために、ディスプレイ・装飾したり、飾ったりするとき、
「あの人は、この飾り付けを気に入ってくれるだろうか?」と、考える。
チラシやDMを作るときでも、
「彼女は、これを観て喜んでくれるかな?」と、その方の顔を思い浮かべて制作してみる。
理想のターゲットを絞り込み、より具体的にすることで、
商品(サービス・メニュー)構成、販売促進企画、ディスプレイ・装飾、POP(ポップ広告)、売り場の構成や陳列、接客などを、
設定したターゲットに合わせて考えることです。
具体的なターゲットの想定で、販促物やディスプレイ・店舗装飾の企画やデザインを考えると、表現や演出も、内容が濃くなり、より具体的なものになってきます。
だって、ターゲットが特定されているので、とても明確で、わかりやすい。
今までのような、大きなくくりでのターゲット層では、『思いつきもしなかった「言葉」や「ビジュアル」のアイデア』が出てきます。
そして、あなたが「伝えたかったこと」は、断然「伝わりやすく」なり、当然「共感」も得やすくなりますよね。
理想のターゲットの絞り込みは、商品やサービスを提供するどんな業種業態でもカンタンに採り入れることができます。
ご興味が湧かれましたら、是非一度お試しください。
※「ディスプレイ」について【詳しく解説】
お店を飾り付ける・商品を飾る ~ ディスプレイ(display)とは
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